オンライン調査会社のワンズ・コミュニケーションズとオタク系SNSの「Otaba」は、昨年暮れから今年にかけて(18年12月23日~19年1月14日)、オタクのユーザーに対するアンケート調査を行なった。 両社はそのアンケート結果を基にした「オタク」ユーザーの基本属性やアニメ、コミック、ゲームに関する分析をこの程公開した。調査の対象は、「Otaba」のユーザー601人で、うち男性が68%、女性は32%である。 今回の質問は、「オタクに目覚めた時期」と「オタク人生のルーツになった作品」、「秋葉原に次ぐ、第二のオタク聖地はどこと考えるか」の3つから構成される。 このうち「オタクに目覚めた時期」の回答は、32.6%の中学生が最も多かった。さらに小学生の23.1%、高校生の14.8%が続いている。全体のおよそ3/4が中学生以下の時期になっており、オタク的資質は人生のかなり早い段階で形成されることがわかる。 また「オタク人生のルーツになった作品」では、『機動戦士ガンダム』(3.7%)、『新世紀エヴァンゲリオン』(2.7%)、『ファイナルファンタジーシリーズ』(1%)、『ときめきメモリアル』(1%)が並んだが、いずれも数値は低い。 むしろ、オタクになるかどうかは、特定の作品によるものでないと考えられそうだ。 「秋葉原に次ぐ、第二のオタク聖地はどこと考えるか」では、腐女子と呼ばれる女性マニア向けのショップが多い池袋が1位になった。池袋がポスト秋葉原の最右翼にあることを印象づけた。 さらに関西圏の秋葉原と称されることの多い大阪・日本橋が、2位に続いている。同様に7位には名古屋地区のマニアショップ集積地の大須の名前も挙がっている。 意外なのは3位のビッグサイト、4位のお台場、9位の晴海とオタクショップと縁のない湾岸地域が多数挙げられている点である。これはコミケを始めとする数々の同人誌・アニメ・マンガ・コスプレといったマニア向けのイベントがこの地域で多数開催されているためと考えられる。 首都圏のマニアショップ集積地では、池袋の次に5位に中野がランキングしている。これは中野ブロードウェイを中心としたショップの集積具合を考えると当然かもしれない。 調査をまとめたワンズ・コミュニケーションズと「Otaba」は、秋葉原を中心としたオタク文化は一般化しつつあり、いまやニッチ産業とは言えないと考えている。 そのうえでオタクユーザーは日本の代表的なサブカルチャーである「アニメ」「コミック」「ゲーム」の最先端クリエイター、ユーザーでもあり、彼らの動向を図ることは、国内だけでなく、海外に対しても今後のコンテンツ流行の指標になるとしている。秋葉原に次ぐ第2の聖地1. 池袋2. 日本橋(大阪)3. ビッグサイト4. お台場5. 中野6. 新宿7. 大須ワンズ・コミュニケーションズ /http://www.onescom.jp/オタク系SNS「Otaba」 /http://otaba.jp/ /オタク系SNS「Otaba」と共同調査
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