アニメ専門チャンネルのアニマックスは、同社が主催する第6回アニマックス大賞の最終選考会の特別審査委員に、作家の夢枕獏さんとマンガ家の荒木飛呂彦さんが加わると発表した。 アニマックス大賞はアニマックスが、「明日のアニメ界で活躍する人材を発掘する」ことを目的に開催している。これまでは国内向けにアニメのシナリオの一般公募を受けつけてきた。大賞作品は国内有数のアニメ制作プロダクションがアニメ化を行い、アニメマックスで放映されるのが大きな魅力となっていた。 これまで大賞のアニメ化には、東映アニメーションやトムス・エンタテインメント、サンライズ、プロダクション I.Gが行なってきた。今回は『おおきく振りかぶって』の制作を行なっているA-1Picturesがアニメ化する。 今年のアニマックス大賞はこれまでよりさらに発展させ、募集コンテンツの範囲をシナリオから小説やコミックにも広げる。アニメ化可能なコンテンツ素材全般が応募対象となる。 さらに募集地域がこれまでの日本のみから、アジア地域10カ国が対象地域となる。これは国外でアニマックスチャンネルの事業を展開するソニーピクチャーズ・テレビジョン・インターナショナルとの連携によって実現する。その範囲は韓国・台湾の東アジアからインド・インドネシア地域までに及び、既に各国で募集を開始している。 大賞賞金は200万円、5月31日まで必着で応募を受けつけている。また、アニメ化された作品は日本だけでなく、アジア各国のアニマックスで放映される。 今回特別審査員となった荒木飛呂彦さんは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズでファンの間で人気が高い。作品は海外でも人気が高く、審査委員に荒木さんが加わることで、国外応募者にとってアニマックス大賞の魅力はさらに高まるだろう。 また、夢枕獏さんは『キマイラ』や『闇狩り師』、『餓狼伝』、『陰陽師』などのシリーズを持つベストセラー作家である。エンターテイメント豊かな創作活動が審査にも生かされそうだ。第6回アニマックス大賞公式サイト /http://www.animax.co.jp/award07/index.html英語版公式サイト /http://www.animax-awards.com/
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