横浜のみなとみらい21地区で大型エンターテイメント施設の開発計画を進めているセガは、19年2月20日に横浜市土地開発公社から開発区域の土地売買契約を締結した。 今回、セガが土地を取得したのは、みなとみらい21地区の55街区、56街区、57街区の28,000㎡、取得費用は226億円になる。残りの隣接する58街区13,000㎡(104億円)については、平成20年の契約となり、今回の取得は行なわれない。 みなとみらい21地区でのセガの開発は、国内有数の大型エンターテイメントプロジェクトとして大きな注目を集めている。今回、セガが横浜市からの土地取得したことで、開発がさらに前進する。 セガサミーホールディンングスによれば、平成20年の58街区の土地取得後、その年の秋頃に着工、平成23年の春にはオープンするとしている。施設計画や開発手法、資金計画の詳細はこれから横浜市と詰める。 セガがみなとみらいに開発する大型エンターテイメント施設は、土地の取得費用だけで330億円、施設建設は土地取得費用を大きく上回り、合計で1000億円を越えるとみられる。 開発計画はこれまで屋内型エンターテイメント施設やオフィス、ホテル、商業施設などのエンターテイメントを核にした複合施設になるとしている。また、セガの本社機能を移転させるという話も出ている。 このほか施設には劇場街やメディカルモール、テーマーパーク型のアミューズメント施設といった話が浮上しているが、これまでのところセガから正式なリリースは行なわれていない。 これとは別に4月20日に、セガやセガサミーグループのトムス・エンタテインメントも参加する横浜アンパンマンこどもミュージアムが同じみなとみらい21地区にオープンする。 ビッグプロジェクトが控えていることもあり、セガサミーグループの横浜シフトは今後も強まりそうだ。/セガサミーホールデインングス /セガ