米国のエンタテイメント業界情報サイトのヴァラエティは12月4日付で、大手の英語版マンガ出版社Tokyopopが東南アジア地域で携帯マンガの配信を行うと報じている。 記事によれば、Tokyopopはタイのモバイルコンテンツ配信会社ムービーサー(MovieSeer)を通じて、東南アジア全域とオ-ストラリア、ニュージーランドにマンガコンテンツを供給する。 コンテンツのなかには、『プリンセス・アイ』『@Large』『Shutterbox』などの60作品があり、マンガ以外に映像や音楽、ゲームも配信するとしている。 同社は事業の多角化と国際化に力を入れており、既に米国内でも大手のモバイルコンテンツ企業ユークリックとの提携を通じてマンガの携帯配信を始めている。これは米国で独自のマンガ閲覧ソフト「マンガビューアー」を利用するもので、『プリンセス・アイ』『Shutterbox』などの作品が含まれている。 こうしたタイトルから考えれば、今回のビジネスが米国内の事業の海外への展開だと考えられるだろう。 米国の携帯コンテンツ配信ビジネスは未だ市場立ち上がりの初期段階で、市場は決して大きくない。そうした意味では、多機能携帯電話が受け入れられやすい東南アジアのほうが、目先のビジネスチャンスは大きいとも考えられそうだ。 問題は同社がユーザーにとって魅力のあるコンテンツを提供出来るかにかかっている。しかし、今回のヴァラエティ誌が触れている作品は全て、Tokyopopがグローバル・マンガと呼ぶ米国産のマンガである。 日本のマンガが含まれていないのは、Tokyopopの出版する日本マンガの出版ライセンスが北米地域に限定されているためと思われる。逆に言えば日本のマンガについては、今後、日本の出版社が自ら手掛ける可能性が大きい。 今後の東南アジア地域の携帯マンガ市場は、スピードのTokyopopと豊富なコンテンツを保有する日本の出版社との競争になることもありそうだ。/ヴァラエティ /Mobile firm Thai'd with Tokyopop /Tokyopop /MovieSeer
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