西鉄 北九州再開発に松本零士ら博物館構想(12/29) | アニメ!アニメ!

西鉄 北九州再開発に松本零士ら博物館構想(12/29)

 読売新聞九州版12月29日の報道によると、西日本鉄道(西鉄)は北九州市小倉北区で展開する商業施設「チャチャタウン小倉」に隣接して「第2チャチャタウン」(仮称)を開発する。
 その施設なかにマンガ家松本零士さんのマンガや、同市出身のマンガ家、アニメーターの

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 読売新聞九州版12月29日の報道によると、西日本鉄道(西鉄)は北九州市小倉北区で展開する商業施設「チャチャタウン小倉」に隣接して「第2チャチャタウン」(仮称)を開発する。
 その施設なかにマンガ家松本零士さんのマンガや、同市出身のマンガ家、アニメーターの作品を保管・展示する博物館を設置する計画が進んでいるとしている。

 チャチャタウンは、同社が既に北九州市小倉の中心街に開発した大規模ショッピングセンターである。2000年にオープンし、市内を代表する商業スポットとなっている。
 今回、西鉄が開発すると伝えられた第2チャチャタウンの開発地区は、道路を挟んだ向かい側で同社のバスセンターと旧朝日新聞西部本社になる。読売新聞は、施設の開業は2009年、再開発地区への総投資額は数十億円億円規模と伝えている。

 北九州市は平成18年度に既に「アニメ文化振興に関する調査」に500万円の予算を割いている。そして、松本零士氏らを中心としたアニメ・漫画作品や資料の調査とアニメ文化を通した地域振興や人材育成の可能性について検討している。
 今回の構想は、こうした行政の意向と西鉄のショッピングセンターの目玉施設の誘致に対する考えが一致したものだと考えられる。また、こうした博物館の建設計画は、現在、北九州市が進めている市の観光事業促進の一環でもある。

 今回、施設の中心としてされている松本零士氏は『銀河鉄道999』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』などの人気マンガの作者として知られている。これまでにも北九州国際空港でメーテルの人形が展示されたり、市のイベントなどにも度々参加しており、こうした企画には前向きであると見られる。
 松本零士氏以外にも北九州市の出身の人気マンガ家は数が多い。代表的な作家には『CITY HUNTER』の北条司氏や『エクセルサーガ』の六道神士氏、『ハートカクテル』のわたせせいぞう氏、『まんだら屋の良太』の畑中純氏らがいる。

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