アメリカのアニメーション映画では、ピクサーやドリームワークスの3Dアニメーションの勢いが増し、クラシックな2Dアニメーションの影は急速に薄くなりつつある。ところがこの3Dアニメーションの波は、いまやテレビアニメーションにまで押し寄せている。 ディズニーテレビジョンアニメーションが制作をする『ミッキーマウスクラブハウス』は、その筆頭と言っていいだろう。何しろ2Dアニメーションの大スターであったミッキーマウスが3Dアニメーションで登場するからだ。 この『ミッキーマウスクラブハウス』は、5月からデイズニーグループの子供チャンネルであるディズニーチャンネルで放映される。番組制作はディズニーテレビジョンアニメーションが行い、未就学児童向けに子供たちが考える力を自然に学べる教育番組になる。 ミッキーマウスのほかミニーやドナルドなどディズニーアニメのスターがCGアニメーションとなって活躍する。 まず5月5日金曜日に特別番組が放映された後、アメリカの子供向けアニメーションのゴールデンタイムである土曜日午前中9時から毎週放映される。 番組は、北米のほか日本を含むアジア、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、中近東、アフリカと世界100カ国以上で放映される見込みである。3Dのミッキーマウスは、短期間で世界を席捲しそうな勢いである。 映画に較べるとテレビアニメーションについては、まだまだ2Dアニメーションが優勢とされている。『スポンジボブ』や『サウスパーク』といった人気作品は、いかにも2D的なアニメーション(カートゥーン)が多い。 これには3Dアニメーションのコストが依然、2Dアニメーションより高いこともあるだろう。しかし、古くから人気のあるキャラクターが3Dアニメーションに変わることへの抵抗感も大きいと考えられる。 今回の3Dミッキーの登場は、こうした伝統へ挑戦するものでもある。そして、敢えて、未就学児童向けの番組にこれを持ってきたことは、テレビアニメーションの将来も3Dアニメーションにあると考えるディズニーの布石といえるだろう。/ディズニーオンライン
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