『劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』の本編映像が公開された。主人公の花村紅緒が青年将校の伊集院忍と出会うシーンをロードショーに先駆けて楽しめる。あわせて紅緒を演じる早見沙織のコメントも公開された。少尉役の宮野真守との掛け合いについて語っている。今回配信された映像は、紅緒が幼馴染の蘭丸と凧揚げをしていたところ、偶然通りかかった伊集院忍に出会う序盤のシーンだ。木に登って凧を取ろうとしている紅緒のもとに、白馬に乗った青年将校が現れる。蘭丸は袴がはだけている紅緒を見られまいと「上を見ないで! あっち行って!」と思わず叫び声を上げてしまう。その絶叫に驚いた紅緒がバランスを崩すと木の枝が折れて地面に真っ逆さま。しかし少尉は目にも留まらぬ速さで駆け抜けて彼女をキャッチ。二人は運命的な出会いを果たす。だがケンカっ早い紅緒は腰に手を当てられたことで、少尉に平手打ちしてしまう。はたしてこの二人はどうなるのか。波乱万丈な物語を予感させる映像に仕上がった。早見沙織は自身が演じる紅緒について「憧れますよね。紅緒は、ただ生き様に惚れるってタイプのキャラクターだと思います。こういう部分が可愛いと挙げるとキリがなくて……。また紅緒自身がそういった部分を意識せずに生きているところ、そこが可愛いなと思っていて。可愛い部分もお転婆な部分も、自覚していない。ありのままで過ごしている姿が魅力だと思います」とコメント。少尉役の宮野真守については「宮野さんの第一声を聞いて『少尉だな~』って(笑)。瀬戸麻沙美ちゃんとアフレコの日、昼食を食べていた時も、『やっぱり少尉だね~』って話していました!」と聴き惚れたことを告白。「王子のように振舞わなくても、王子感が出ていました!」と少尉のオーラがにじみ出ていたことを明かした。劇場版については「原作の良さを取り入れつつ、新たな、今の時代に作る『はいからさん』といった空気感があります。絵柄や音、声といった空気感や呼吸感が、良い融合具合だと思います! 今の人の空気感が良い変化として、リアルタイムで読んでいた世代の方にも新鮮さを感じてもらって、もう一度、一から楽しんでいただける内容になりました」と幅広い世代が楽しめる作品だと太鼓判を押した。前編は11月11日ロードショー。『劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』2017年11月11日(土)公開(C)大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会
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