“東北ずん子”をいかにアニメ化したのか? あにめたまご2017「ずんだホライずん」竹内監督×青木Pに訊く | アニメ!アニメ!

“東北ずん子”をいかにアニメ化したのか? あにめたまご2017「ずんだホライずん」竹内監督×青木Pに訊く

インタビュー

“東北ずん子”をいかにアニメ化したのか? あにめたまご2017「ずんだホライずん」竹内監督×青木Pに訊く
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「あにめたまご」で既存のキャラクターをアニメ作品にする、という試みは初めてではないだろうか。本年度の「あにめたまご2017」では、東北地方で親しみの深い、枝豆を使った“ずんだ餅”をモチーフにしたキャラクター“東北ずん子”がアニメーション作品として登場する。
キャラクターライセンスを保持するSSSと作画スタジオのスタジオライブ、そして制作会社ワオワールドによる3社合同企画で『ずんだホライずん』は誕生した。

東北ずん子、きりたん、イタコの3姉妹や大江戸ちゃんこ、九州そら、沖縄あわもといった“ずん子”ワールドのキャラクターたちが大豆の代理戦争(?)よろしく各勢力に別れ、ひと騒動、ふた騒動を繰り広げるのであった――。

監督は『ブレイドアンドソウル』の竹内浩志、脚本を『SHIROBAKO』などの横手美智子が担当。若手アニメーターの育成を兼ねつつ、ずん子たちの魅力をどのように描き上げたのだろうか。本作について、竹内監督とワオワールドの青木清光プロデューサーに話をうかがった。「あにめたまご」という企画の持つ特性や、TVアニメで現在求められる意識など、作品を中心にして話題は広がっていった。
【取材・構成:細川洋平】



あにめたたまご2017 アニメ!アニメ!特集ページ
http://animeanime.jp/special/441/recent/

――この作品は3社合同での企画となっています。「あにめたまご」では珍しいケースかと思いますので、どういった経緯でスタートしたのかお聞きしたいです。

青木清光プロデューサー(以下、青木)
“東北ずん子”のキャラクターライセンスを持っているSSSさんが、あにめたまごも視野に入れつつずん子の展開を広げていきたいというなかで、ずん子の原作企画・プロデュースも務めている村濱章司さん(※1)がスタジオライブの神志那さんに話をして企画が進んでいったようです。村濱さんはSSSのプロデューサーでもあります。
ただ、スタジオライブさんにはアニメーション制作を担当する部署がないので、村濱さんから知人の竹内宏彰さん(※2)に相談があり、竹内さんを通じて弊社ワオワールドに打診があり、3社でやりましょう! となりました。それからあにめたまごへ正式に企画を出したという流れですね。竹内宏彰さんには本作のスーパーバイザーにも就任頂きました。
※1 元GONZO代表取締役社長を経て、2017年1月17日、プレアデスアニメーションを設立。代表取締役会長。
※2 元 (株)コミックス・ウェーブの創業社長を経て、現在は(株)テイク・ワイ代表取締役、一般社団法人声優協会理事などを務める。

竹内浩志監督(以下、竹内)
SSSさんは“東北ずん子”の画集(※)を出しているんです。そこに今回キャラクターデザイン・作画監督を担当している鈴木理彩さんがイラストを寄せていた経緯があり、また昨年度までうち(スタジオライブ)の社長の神志那(弘志)があにめたまごの選定評価委員をやっていたことからも、うちに話が来たのかなと想像しています。



――竹内監督が参加となったのはどのタイミングだったのでしょうか。

竹内
僕が参加したのはシナリオの初稿が上がった時からでした。ですから、この素材をどうまとめて作っていきましょうか、という段階から関わらせてもらった形です。初稿はかなりボリュームがありました。今作は歌を何曲か入れたいとのことで、これを30分にまとめるにはかなり絞らなくてはいけないなあ、というのが最初の印象でした。

――本作を監督するにあたり、どのような意識を持って臨まれたのでしょうか。

竹内
まず公式設定がいろいろとあるのですが、シナリオをベースにしつつそれをうまくはめ込んでいくことですね。それと今回はお話よりもその場限りのシチュエーションを楽しんでもらおうと思い、各シーンをテンポよく見せていきたいと思いました。

また、あにめたまごの企画ですので、若手作画の人たちに普段はあまり担当しないカットを振っていくこと。今回は感情表現の起伏を少し大きめにしているんです。些細な表情の変化よりも、大きめのお芝居付けをして、作画できちんと表現することを失敗を恐れず経験していきましょうと。ですから原画の練習として、リアルな動かし方よりも、アニメ的な動かし方をいろんなシチュエーションでふんだんに盛り込もうと意識しました。
《細川洋平》
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