舞台「NARUTO-ナルト-」マレーシア公演が終了 「2.5次元ミュージカル」をアジアで普及 | アニメ!アニメ!

舞台「NARUTO-ナルト-」マレーシア公演が終了 「2.5次元ミュージカル」をアジアで普及

一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会は、2015年に続く公演となる「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』ワールドツアー」が、11月20日にマレーシア・クアラルンプールでの2公演を終えたことを報じた。

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一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会は、2015年に続く公演となる「ライブ・スペクタクル『NARUTO-ナルト-』ワールドツアー」が、11月20日にマレーシア・クアラルンプールでの2公演を終えたことを報じた。会場にはマレーシア人だけでなく現地在住の日本人も詰めかけ、昼夜の2回とも多いに盛り上がったという。

マンガ・アニメ・ゲームを原作とした舞台化の総称として「2.5次元ミュージカル」を定義づける同協会は、それらの国内における活性化を促進しつつ、海外公演においても情報の公開を積極的に行っている。
今回の『NARUTO-ナルト-』マレーシア公演は、11月18日から23日にかけて開催されているコ・フェスタ「マンガフェスティバル in マレーシア」との、連携企画の1つとして実施されていた。

「マンガフェスティバル」は講談社ほか集英社や小学館などからなる「コミック出版社の会」が主体となり、マレーシアおよび東南アジア諸国に向けた、日本コミックの魅力を発信していく催しだ。現地とのコミュニケーションをより高めることで発信を強化するとともに、出版業全体の国際競争力の強化や国際ビジネス展開に寄与することを目的としている。
同協会は「原作の海外普及活動と連携することは、「2.5次元ミュージカル」の活性化そのものについても非常に重要なもの」と見ており、このたびの公演も「「日本発世界標準ミュージカル」と位置付ける本ジャンルの認知拡大にとっても大変、有意義なものとなりました」とする。
「マンガフェスティバル in マレーシア」にも『NARUTO-ナルト-』の展示コーナーが設けられるなどしており、「同じ地で原作の魅力を広めるイベントと 2.5 次元ミュージカルの舞台が公演されるという、相乗効果を高められる機会になりました」と振り返る。

「2.5次元ミュージカル」は2017年以降も、中国・上海での「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~幕末天狼傳~」公演や、韓国での「デスノート THE MUSICAL」再演を控えており、アジアを中心とした各国での公演が続く。同協会が運営する「AiiA 2.5 Theater Tokyo」での公演にも海外およびアジアからの客足が増えているといい、今後も盛んな普及活動が展開されそうだ。

[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《仲瀬 コウタロウ》
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