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「アニメ産業レポート2016」刊行記念セミナー ライトユーザーが広がりアニメがさらなる“定着”へ

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「アニメ産業レポート2016」刊行記念セミナー ライトユーザーが広がりアニメがさらなる“定着”へ
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10月21日、アニメ産業の調査および統計・分析をまとめた「アニメ産業レポート2016」の刊行記念セミナーが株式会社ビデオマーケット ホール(東京・赤坂)にて開催された。

「アニメ産業レポート」は日本動画協会が2009年より発行しており、2016年版には2015年の業界動向を掲載している。当日はパネリストが登壇し、増田弘道(株式会社ビデオマーケット 常勤監査役)がモデレーターを務め、トピックに対して各者の見識を仰ぎながら進行した。
パネリストは氷川竜介、数土直志、陸川和男、森祐治、長谷川雅弘、原口正宏。

2015年のアニメ産業市場は、中国へのWeb配信権販売などによる続伸(前年比178.7%)、ライブ分野の成長(前年比168.2%)により、総額1兆8,253億円(前年比112.0%)と算出されているという。また、アニメ産業市場の売上は2007年に下がり始め、2010年頃からプラスに転じ、2013年からは史上最高の売上を記録し続けている。
このデータから見えるものとして、モデレーターの増田は「第4次アニメブームが来ているのではないか?」と登壇者に投げかけた。

アニメ・特撮研究家の氷川は「これまでのブームから世代が入れ替わって、生物学的にも文化的にも一周回る時期の節目にきている。ジブリ作品が無いにも関わらず『ドラえもん』も『クレヨンしんちゃん』も過去最高の数値を記録した。ブームというよりアニメが広がったのではないか」と見方を示した。
このほかにも「ライトユーザーに裾野が広がった結果、ブームというより“定着”している」など、これまでアニメを見なかった層にアニメが広がり、むしろライトユーザー主体の構造になってきているという意見も。

加えて、TVアニメ制作分数推移から「アニメ制作キャパの限界を迎えているのではないか?」、2016年にアニメ制作現場が崩壊するという「2016年アニメクライシスは本当か?」というトピックについても意見が交わされた。

「アニメ産業レポート2016」は、2015年アニメ産業総括、TVアニメ / 劇場アニメ / ビデオパッケージなどの各分野解説、海外動向、制作会社立地動向のほか2015年アニメ全作品 年間パーフェクト・データが付録。本体価格は6000円。

モデレーター
増田弘道 株式会社ビデオマーケット 常勤監査役

パネリスト
氷川竜介(アニメ・特撮研究家、明治大学大学院 客員教授)
数土直志(ジャーナリスト)
陸川和男(株式会社キャラクター・データバンク 代表取締役社長
一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会 理事・事務局長)
森祐治(株式会社電通コンサルティング 取締役 シニア・ディレクター
亜細亜大学都市創造学部  大学院アジア国際経営戦略研究科 特任教授)
長谷川雅弘(株式会社ヒューマンメディア プロデューサー)
原口正宏(リスト制作委員)

[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《川俣綾加@アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.biz》
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