片渕須直、神山健治、瀬下寛之が“アニメ映画の未来”を語る シンポジウム「文化庁映画週間」にて | アニメ!アニメ!

片渕須直、神山健治、瀬下寛之が“アニメ映画の未来”を語る シンポジウム「文化庁映画週間」にて

文化庁による「文化庁映画週間」は、映画文化の最新動向を紹介するシンポジウムを毎年開催している。今回のテーマは「アニメと映画」。劇場最新作の公開を控える監督らによって、アニメと映画の最前線が語られる。

ニュース
注目記事
文化庁による「文化庁映画週間」は、映画文化の最新動向を紹介するシンポジウムを毎年開催している。今回のテーマは「アニメと映画」。劇場最新作の公開を控える監督らによって、アニメと映画の最前線が語られる。

「文化庁映画週間」とは、魅力ある総合芸術かつ海外への日本文化発信の有効な手段である日本映画の振興を目指す、文化庁によるイベント。13回目となる今回も、東京国際映画祭の期間中での開催となる。優れた文化記録映画や永年にわたり日本映画を支えてきた人材を顕彰するとともに、記念上映会やシンポジウムなどを実施し、あらゆる立場の人々に映画を通じて集う場を提供する催しだ。

第一部のシンポジウムは「劇場アニメ最前線~君は映画を信じるか」と題して開催。時として実写映画以上に現代日本を描き、そして世界のファンにもインパクトを与え続けているアニメ映画。その関係者を招き、アニメーションへの取り組みを通して、日本映画の未来への展望を探るという試みだ。ゲストには、11月12日(土)に『この世界の片隅に』の公開を控える片渕須直、2017年3月に『ひるね姫~知らないワタシの物語~』を公開予定の神山健治、2017年中に『BLAME!』を公開する瀬下寛之ら、第一線で活躍する3監督を招聘。モデレーターをKADOKAWAの代表取締役専務執行役員・井上伸一郎が務めるという豪華な陣容でのシンポジウムとなる。

続く第二部では、シンポジウムの関連作品として、2002年公開の『WXIII 機動警察パトレイバー』を上映。『パトレイバー』の原作マンガより「廃棄物13号」をモチーフとして制作された本作は、サスペンスタッチで展開されるシリーズ最大の異色作と名高い。高山文彦が総監督を務め、とり・みきが脚本を担当した“新世紀”の『パトレイバー』である本作を通じて、シンポジウムをより深める目的だ。

聴講希望者は、現在公式サイトで先着順にて募集中。近年ますます活気付く劇場アニメの最前線と未来を学ぶ、貴重なシンポジウムになりそうだ。

第13回文化庁映画週間 開催概要
日程: 2016年10月29日(土)
    第一部: シンポジウム「劇場アニメ最前線~君は映画を信じるか」
         開場17:10/開演17:30/終演予定19:00
    第二部: 関連作品上映『WXIII 機動警察パトレイバー』
         開場19:10/開演19:30/終演予定21:10
会場: 神楽座(JR飯田橋駅西口より徒歩3分)
    東京都千代田区富士見2丁目13-12 KADOKAWA富士見ビル1F
入場料: 無料
参加方法: 聴講希望者を公式サイトで募集中(先着順)

『WXIII 機動警察パトレイバー』
(C)2002 HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TFC
《仲瀬 コウタロウ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集