2016年10月29日に、『デスノート 2016』が全国公開される。2006年に大ヒットした劇場版『DEATH NOTE』『DEATH NOTE the Last name』の正統なる続編だ。多くのファンの期待を受けるなか、公開に向けて豪華キャスト、そしてそのビジュアルも続々と公開されている。3月31日には、前作に登場した名探偵Lの正当後継者であり、彼と同じ偽名を名乗る竜崎のビジュアルがいよいよ公開された。演じるのは池松壮亮である。『DEATH NOTE』は累計発行部数3000万部を誇る人気マンガ。原作・大場つぐみ、作画・小畑健によって「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2003年より連載されたヒット作だ。実写映画以外にもテレビアニメやテレビドラマなど数々の映像作品が作られた。さらにノベライズ化やミュージカル化など様々なメディアミックスを果たしており、いまだ人気を博している。今回発表されたビジュアルで目を惹くのは、気だるげに椅子に座る竜崎の場面写真だ。前作の竜崎ことLはファンから「L座り」と呼ばれる、椅子の上で、体育座りに似た特徴的な座り方が特徴だったが、また違うかたちとなっている。何を考えているかわからないところはLから受け継ぎつつも、Lとはまた違う。より傲慢で妖しげな竜崎ならではの独特なオーラを醸し出している。そしてもう一枚の写真は「ひょっとこ」の面をかぶっている竜崎の姿。これは見られると本名がばれてしまう「死神の目」対策で、前作のLも面をかぶっていた。しかし、竜崎のものはLのものより禍々しく、Ｌへの歪んだ尊敬の現われなのか、性格の問題か、ますます特異性が際立つ。「前作の月とＬは完全に対立していましたが、今回の三島と竜崎は共に捜査をする関係。しかし、そこには対立と疑念がある…という構図」とコメントしたのは佐藤貴博プロデューサー。この特異性こそが、対立と疑念を生むきっかけとなるのか。興味はつきない。竜崎や三島に加えて、菅田将暉が演じる狂気の天才・サイバーテロリストの紫苑が加わる三つ巴のデスノート争奪戦が如何なる結末を迎えるのか。答えは10月に公開される本作を観て確かめて欲しい。『デスノート 2016』2016年10月29日（土）全国公開原作： 「デスノート」大場つぐみ・小畑健 集英社ジャンプコミックス刊 制作プロダクション： 日活／ジャンゴフィルム 配給： ワーナー・ブラザース映画監督： 佐藤信介 脚本： 真野勝成(C)大場つぐみ・小畑健／集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
