2015年に4回にわたり開催され、好評を博した新文芸坐×アニメスタイルセレクション「押井守映画祭」が2016年も実施されることが決定した。 第一夜は「パトレイバー TOKYO WARS編」と題して4月2日に行われる、「パトレイバー」シリーズの実写版とアニメ版の双方映画を上映する。意外なことだが、実写とアニメの同時上映は今回が初だ。
押井守は『うる星やつら 2 ビューティフル・ドリーマー』や『攻殻機動隊 / GHOST IN THE SHELL』など傑作と評される映画を監督してきた。国内外問わず多くのクリエイターたちに影響を与えた。 スタジオジブリの宮崎駿監督や『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督など他の監督とも親交が深い。日本アニメ映画史におけるパイオニアの一人だ。
そんな押井監督の作品を集めてオールナイト上映するのが押井守映画祭だ。第一夜は監督の代表作である「パトレイバー」シリーズの作品がアニメ実写含め3作品公開される。5.1chでサウンドがリニューアルされた『機動警察パトレイバー 劇場版』『機動警察パトレイバー2 the Movie』。そして実写からは『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット』がそれぞれ上映される。 ゲストとして押井守監督自身、そして3本の上映作品全てに唯一出演し、押井監督の作品の常連である声優の榊原良子も登壇する。二人のトークは『パトレイバー』ファンならずとも見逃せないイベントだ。前売券は3月12日(土)から、新文芸坐窓口とチケットぴあにて一斉発売される。