「虚淵玄 新プロジェクト」と題した新企画の正体が明かされた。2月5日、公式サイトで情報告知を開始、2月7日に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2016[冬]では発表イベントも 行われた。 作品のタイトルは『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀(サンダーボルトファンタジー トウリケンユウキ)』、任侠ファンタジー人形劇である。日本と台湾の共同企画、しかも虚淵玄 が得意としてきたゲームやアニメではなく、まさかの人形劇番組となった。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』はテレビシリーズの人形劇となる。2016年夏に放送を予定している。 原案・脚本・総監修を虚淵玄が手掛けるが、題材となるのは台湾で親しまれている人形劇「布袋劇」である。さらに制作を台湾の霹靂國際多媒體 股分有限公司が担当する。キャラクターデザインにニトロプラス、造形アドバイザーにグッドスマイルカンパニーが加わった。日本と台湾の精鋭スタッフががっつり手を組んだコラボレーション企画である。公式サイトでは、PVやキャストが公開されている。
キャストは、凜雪鴉(リンセツア)役に鳥海浩輔、殤不患(ショウフカン)役に諏訪部順一、丹翡(タンヒ)役に中原麻衣、蔑天骸(ベツテンガイ)役に関智一となっている。さらに主題歌をT.M.Revolutionが歌うことが決定、詳細は近日公開されるとのことだ。 2016年2月7日には、幕張メッセで行われた「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 23」ではステージを開催した。虚淵玄をはじめニトロプラスのでじたろう代表取締役やグッドスマイルカンパニー代表の安藝貴範、霹靂國際多媒體の会長である黄 強華、関智一、中原麻衣が登壇した。