1月21日、「第61回小学館漫画賞」が発表された。児童向け部門は吉もと誠『ウソツキ!ゴクオーくん』、少年向け部門は古舘春一『ハイキュー!!』、少女向け部門は原作・河原和音、作画・アルコの『俺物語!!』、一般向け部門は吉田秋生『海街diary』と松本大洋『Sunny』が選ばれた。「第61回小学館漫画賞」の受賞作には、映像化された作品が多くラインナップされている。少年向け部門の『ハイキュー!!』は「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2012年より連載中のバレーボールマンガである。2014年からは毎週日曜日17時放送の日5枠でテレビアニメがスタート。2015年10月からは『ハイキュー!! セカンドシーズン』が放送中だ。少女向け部門の『俺物語!!』は「別冊マーガレット」(集英社)にて2011年より連載中の恋愛マンガ。主人公が身長2メートル、体重120キロの大男という少女マンガらしからぬ設定が話題を呼び、2015年4月から9月にかけてテレビアニメが放送、10月には実写映画が全国公開された。2013年の「第37回講談社漫画賞」少女部門の受賞に続く快挙となった。一般向け部門の『海街diary』は「月刊フラワーズ」(小学館)にて2006年より不定期で連載中。2007年には「文化庁メディア芸術祭マンガ部門」優秀賞を獲得している。2015年6月には是枝裕和監督による実写映画版が公開され、カンヌ国際映画祭に出品するなど注目を集めた。少年向け部門『ウソツキ!ゴクオーくん』は2011年に「別冊コロコロコミック」で連載開始。現在は「月刊コロコロコミック」(ともに小学館)にて連載中だ。一般向け部門の『Sunny』は2010年に「月刊IKKI」にて連載がスタート。のちに「月刊!スピリッツ」(ともに小学館)に掲載誌を移して2015年に完結した。こちらの2作品も今後の映像化が期待される。5作品中2作品が集英社作品という点でも注目の結果となった。「小学館漫画賞」は1955年に設立。部門などの増設を経て、1981年からは全4部門が設けられている。第61回目の審査員は、あらいきよこ、角田光代、かざま鋭二、かわぐちかいじ、弘兼憲史、ブルボン小林、細野不二彦の7名が務めた。[高橋克則]
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