「夢王国と眠れる100人の王子様」座談会 イケメン好き女子の心を揺さぶるアプリとは?

レビュー

スマホパズルRPG『夢王国と眠れる100人の王子様』が、女性の間でブームを巻き起こしつつあるという。プレイヤーは「夢世界」に誘い込まれたヒロインとなり、眠れる王子様たちを目覚めさせ、共に世界に夢を取り戻していく。
本作の人気の秘密を探るべく、文字どおり夢の世界にはまったイケメン好き女子たちに集まってもらった。『夢王国と眠れる100人の王子様』から、最近のイケメンキャラクターのトレンドまで熱く語り合った。

座談会に参加したのは、乙女ゲーム歴10年で『二世の契り』の刀儀兼久さんなど年長者キャラが好きなアニメ編集者の「タカロクさん」、乙女ゲーム歴半年で品行方正で正統派王子様系のキャラクターが好きなゲーム編集者「吉岡さん」、乙女ゲーム歴8年で『遙かなる時空の中で3』のヒノエくんをこよなく愛するゲーム編集者「ゆっきーなさん」、乙女ゲーム歴15年で『攻殻機動隊』のバトーさんや『Fate/Zero』の雁夜おじさんなどおっさんキャラ好きのライター「まいたこさん」の4名。
一体、どんな話が飛び出したのか?乙女の心を掴む秘密は?4人のトークから、探ってみたい。

■ 最新イケメンキャラクターのトレンドは、亜人系?

話はまず「獣耳や吸血鬼、神様や妖怪といった人間ではない亜人系のキャラクターが増えてきた」というところからスタート。このジャンル人気作品が数多い。
けも耳イケメンキャラクターが登場するのは『繰繰れ!コックリさん』や『神様はじめました』、そして吸血鬼たちが登場する『DIABOLIK LOVERS』、さらに神様たちも人気だ。『ノラガミ』や『神々の悪戯』、地獄が舞台の『鬼灯の冷徹』──など次々にタイトルが飛び出した。

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タカロクさんは、「これまで現実とリンクさせやすい学生が中心だったキャラクターたちが、次第に現実離れした非日常性を持ったものに変化している」と指摘。ゆっきーなさんも「様々な属性を持ったキャラクターが登場することで、見た目にも華やかですし、物語も広がっていきますよね」と納得する。
「学校や生徒会といった日常的なものから大きくフィールドを変えることで、新鮮な気持ちで楽しめるということもありますよね」とまいたこさんも、この意見を支持した。

タカロクさんから「非日常性を持ったぶっ飛んだキャラクター人気も目立っている」とあった。『東京喰種』の月山や『HUNTER X HUNTER』のヒソカなど、個性的な性格を持ったキャラクターが主人公に勝るとも劣らない人気を博していると分析する。
これに合わせて、「銀髪褐色キャラや髪の毛のカラーもピンクや黄、緑といった視覚的にも個性的なキャラクターも多くなっている」という意見や、キャラクターカラーがハッキリ出されている『うたの☆プリンスさまっ♪』や和風モノでもパステルカラーが目立つ乙女ゲーム『忍び、恋うつつ』──などの作品も上がった。

■ トレンドかなと思う点は他にもいっぱい

まいたこさんからは「イケメンが登場するサスペンスな表現の作品が増えているのでは」という発言が飛び出した。ヤンデレが登場しサスペンス色の強い人気シリーズ作品『AMNESIA』、アニメ『PSYCHO-PASS』、今期では1話から衝撃的な殺人事件が発生した『乱歩奇譚 Game of Laplace』──など。
どの作品も衝撃的なシーンがあるにも関わらず、多くの女性ファンから指示を得ている。タカロクさんは「女性が許容できるコンテンツの幅が拡大しているのかも」と指摘した。

吉岡さんは「正統派王子様系は常に外せない安定した人気がありますよね」と、王道ジャンルの根強い人気を熱く語った。『赤髪の白雪姫』、『暁のヨナ』、『それでも世界は美しい』──など、いずれも少女マンガとして人気を博し、アニメ化もされている。

《まいたこ》

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