7月31日から公開がスタートした映画『ミニオンズ』が、大ヒットのペースだ。公開から5日間で早くも興行収入が10億円を突破した。動員数も80万人を超えている。最終興収が25億円と大ヒットになった前作『怪盗グルーのミニオン危機一発』が10日間で達成したのに対し、わずか5日間という半分の期間での達成になる。前作を大きく上回る大ヒットになるのは確実だ。『ミニオンズ』はこれまでのシリーズの人気から、公開前からこれまでのシリーズ作品以上に大々的にイベントやコラボレーションを行ってきた。公開時期も、動員が大きく見込める夏休みシーズンとなっている。今後はお盆シーズンに突入することから、劇場でのさらなる盛り上がりも期待出来る。本作は米国では初日興行収入がアニメーション映画で歴代1位となっている。世界興収は遂に8億5688万495ドルを超えている。こうした波が日本にも押し寄せている。劇場では家族連れが本作を楽しむ様子が数多く見受けられるという。黄色いシャツでオーバーオールというミニオンならではの“正装”で劇場へ行く客もおり、さらにそうした写真がSNSに投稿されるといった盛り上りもある。コラボレーションや関連商品、イベントも好調だ。ミニオンとコラボしたチキータバナナは前作とのコラボと比べ、約2倍の売り上げを記録。コラボ商品も即完売などが続出している。お盆に向けて、さらに記録を伸ばしそうな『ミニオンズ』。しばらく目が離せない。そして本作の制作チームは、早くも次回作に取り掛かっている。2016年の新作映画『ペット』の情報も明らかになっており、こちらも話題だ。『ミニオンズ』(C)2015Universal Studios.
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