スマホやタブレット、PCでアニメを楽しむ機会が、近年ますます増えている。そうした手軽なアニメ視聴を牽引しているのが、定額でアニメの視聴を提供する動画配信サービスである。このほどNTTドコモは、自社がｄマーケットにて運営するアニメ動画見放題サービス「ｄアニメストア」の会員数が200万人を突破したことを明らかにした。同社によれば7月26日に大台を突破、アニメ動画配信の存在感の大きさを示した。「ｄアニメストア」はNTTドコモとアニメ関連のビジネスに実績の多いKADOKAWAの協力により、2012年7月3日よりスタートした。豊富なラインナップと「ｄマーケット」のブランド力、さらに月額400円（税抜）という手頃な価格設定が人気を集めて順調に会員数を伸ばしている。スタートから2ヶ月後の2012年7月3日には早くも10万会員に達し、およそ1年後の2013年8月15日には100万会員の大台を突破した。そしてついに200万会員を超えた。アニメ専門の動画配信は、「ｄアニメストア」以外にauの「アニメパス」、ソフトバンクの「アニメ放題」、さらにバンダイチャンネルなど数が多い。HuluやU-NEXT、GYAO!、niconicoなどの大手動画配信もアニメに力を入れる。そうしたなかで「ｄアニメストア」は、ジャンルの特化、ビジネスの対応の早さで差別化に成功している。アニメという特定ジャンルのサービスだけで200万会員は、アニメ関連企業だけでなく動画配信企業、映像関連企業にも驚きを与えそうだ。会員の増加に合わせて、視聴可能なタイトルの拡充も進んでいる。2015年7月現在で「ｄアニメストア」の最新タイトル数は約1300作品、エピソード数は約2万2000にも及ぶ。ＮＴＴドコモでは200万会員突破を記念して、2015年8月3日からキャンペーンもスタートする。強力なプロモーションを通じて、「ｄアニメストア」をさらに推進する。[/アニメ！アニメ！ビズ／www.animeanime.bizより転載記事]
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