「進撃の巨人展」1月1日から後期日程スタート 変わらぬ展示の魅力と迫力に注目 | アニメ!アニメ!

「進撃の巨人展」1月1日から後期日程スタート 変わらぬ展示の魅力と迫力に注目

「進撃の巨人展」が1月1日から後期日程がスタートする。展示物の一部入れ替えもされ、新たな魅力も発見できるが、その中で常設展示の迫力と魅力に注目してみた。

イベント・レポート
注目記事
(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
  • (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
11月28日(金)から上野の森美術館で開催中の「進撃の巨人展」、大阪、大分での開催も決まりますます話題となっている。さらに2015年1月1日(木)からは展示の一部を入れ替え、後期日程としてスタート、新たな展示を見ることができる。
現在原画の入れ替えとエントランスの展示の変更が公表されているが、他の変わらぬ展示は一体どういうものなのか。あらためて常設展示に注目した。

「進撃の巨人展」は展示会でもあるが、“体験型アトラクション”と言っても過言ではない。見るだけではなく体験、体感ができるものが多い。
まず入ってすぐにオープニングシアターがある。公式サイトにて記載されている通り「大変刺激の強い内容」になっている。アクターが私達に対し呼びかけ、巨人が目の前にいる様を体験することができる。目が離せない展開が続き、終わった時にはまだ入場したばかりだということを忘れるような内容だ。
そして歩みを進めると原画を見る事ができる。展示の仕方にも色々と工夫が仕掛けてある。展示物に映像を投影し、より迫力ある演出となっている。中には壁の角に映像を投影し、立体起動装置で移動しているような空間を楽しむスペースもある。

原画と様々な大きさの展示物が並ぶ中を進むと、今度は立体的な展示物のコーナーに入る。そこには原作に出てくる地下牢の扉と鍵や、ミカサのマフラー、立体起動装置などが展示されている。まるで実際にあった出来事と錯覚してしまうような、かなりリアルで精巧な作りとなっている。特にイルゼの手帳とマントは汚れや風化具合が生々しく表現されていた。
そして気になるのはサシャの食べた芋だ。この芋のシーンは、サシャのキャラクター位置を決めてしまった読んだら忘れられないシーンの1つだ。これを本物の芋ではなくあえて忠実に作ってしまうところが憎い演出だ。他にもミカサのマフラーには触れる事もでき、ファンには嬉しい展示となっている。
立体起動装置の方には、壁にリヴァイ兵長や効果音が書いてあり、本作がもともとマンガであることを思い出させてくれる。ブレードもカッターをイメージして作られているとあって面白い作りだ。

出口が近くなり、大きく話題となった実物大の巨人の顔、そして手が登場する。明かりに照らされ不気味であり、とてつもない迫力だ。この大きさの巨人と戦っているキャラクター達を思うと、現実にいなくて良かったと実感する。照明も変化するので、その時その時で違った雰囲気を味わう事ができる。
そこを抜けるとさまざまな作家、クリエイターによる進撃の巨人の作品が展示されている。その後は楽しい買い物タイムとなる。

展示はこれで終わりではなく、最後の「体験」である「360°体感シアター“哮”」が展示会場の隣の会場で行われている。最新のヘッドマウントディスプレイで『進撃の巨人』の世界を360°体感できる。
自分が屋根から屋根へと立体起動装置を使って移動するような感覚には思わず声を上げてしまいそうだ。青空の美しさと巨人に襲われている悲壮感が強烈な印象となって残っている。ミカサたちが声をかけてくれたりとファンには嬉しい内容だが、ディスプレイを外した時に現実じゃなくて良かったと思うだろう。

1月1日(水)から入れ替わる展示も楽しみだが、こうした常設の展示も見る度に新しい発見があるだろう。「進撃の巨人展」は1月25日(日)までの開催となっている。

「進撃の巨人展」公式サイト
http://www.kyojinten.jp/

会期: 2014年11月28日(金)~2015年1月25日(日)
 前期日程:12月1日(月)~12月31日(水)
 後期日程:1月1日(木)~1月25日(日)
 ※休館日無し(年末・年始も開催)
会場: 上野の森美術館
主催: 「進撃の巨人展」製作委員会
《タカロク》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集