『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、日本の作家・桜坂洋さんのSF小説『All You Need Is Kill』を原作にしたことで話題を呼んだ作品だ。謎の侵略者であるギタイから人類を守るため主人公のケイジが何度も何度も死んでは、死ぬ直前の日に戻りタイムリープを繰り返す。 そんな奇妙な設定をダグ・ライマン監督は、ハリウッドスタイルの見事な映像に仕上げた。また主人公・ケイジ役を人気俳優のトム・クルーズが演じたことも大きな話題を呼んだ。2014年最も印象に残った映画のひとつだ。 また日本公開にあたっては、トム・クルーズとダグ・ライマン監督が東京と大阪、福岡の3都市に訪れてイベントに参加した。日本のファン重視も印象づけた。こうしたプロモーションもファンの心に残ったに違いない。