「名探偵コナン」事件が劇場で起こる リアル謎解きでコナンの世界に! | アニメ!アニメ!

「名探偵コナン」事件が劇場で起こる リアル謎解きでコナンの世界に!

高浩美のアニメ×ステージ&ミュージカル談義:『名探偵コナン』リアルとバーチャルが曖昧な空間でコナンの世界を“体感”。

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(c)青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996
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『名探偵コナン』事件が劇場で起こる、
犯人探しは観客が自ら行う、2.5次元なのに参加型!?
リアル謎解きでコナンの世界に!


高浩美のアニメ×ステージ&ミュージカル談義
[取材・構成: 高浩美]


■ 『名探偵コナン』リアルとバーチャルが曖昧な空間でコナンの世界を“体感”

『名探偵コナン』が『週刊少年サンデー』で連載が始まって今年で20周年を迎える。1994年に連載開始、1996年にはテレビアニメも始まった。1997年からは劇場版アニメが毎春公開、その興行収入は毎年30億円以上とも言われている。昨年はルパン三世とのコラボ映画『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』も公開された。
2014年時点でのコミックの累計発行部数はおよそ1億5000万部、海外でも人気が高く、コミックもアニメも翻訳・刊行・放送されている。メディアミックスも盛んで小説、ゲーム、アプリ、テレビドラマ等で展開。

しかし、意外にも舞台は今回が初めてである。しかも今回は“事件が起こり、登場人物たちが巻き込まれる……”といったミステリー物の展開を“観客が体験し、体感する”、そして謎解きは観客、というリアル重視。このミステリーの原案は27年前に初めて観客参加型ミステリーを手掛けたE-pin企画。
事件は紀伊国屋サザンシアターで起こる。ここでは“劇団流線型ピーナッツ”の公演が行われることになっている。コナン、蘭、そして“あなた”は公演を楽しみにしながら劇場にたどり着く。開演ベルが鳴る。上演中に起こる殺人事件、不可解な状況、食い違う証言、“あなた”はコナンと協力しながら事件の謎を解明する……。

さて、公式WEBには、この流線型ピーナッツの公演案内と出演者の紹介が出ている。公演タイトルは『最後の四人~殺人アンドロイドは誰だ~』、ヒロインはオーディションで選ばれ、今回初舞台の鷹島みのり(沢井美優)。劇団員で主宰者の鹿賀修一(大山真志)、劇団立ち上げメンバーの猪原大地(根本正勝)、同じく立ち上げメンバーでダンス振付も担当する蝶野道雄(メイビ)、劇団創立7年目に加入し、今や看板役者、TV等で人気が出てきた鶴見庸(藤田玲)。
ここに謎解きのカギがあるかもしれないし、ないかもしれない。公演前からミステリーは始まっているのである。
《animeanime》
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