小説「言の葉の庭」4月11日発売 映画で描かれない視点やエピソードも | アニメ!アニメ!

小説「言の葉の庭」4月11日発売 映画で描かれない視点やエピソードも

映画『言の葉の庭』の公開後に、雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されてきた小説が単行本化される。発売日も4月11日に決定した。

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2013年、新海誠監督の最新作である中編アニメ映画『言の葉の庭』が公開された。その公開後に、雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載されてきた小説が単行本化される。発売日も4月11日に決定した。
小説の連載は2013年9月号より開始、今回発売となる単行本にはこの連載分に加えて書き下ろしも盛り込まれている。映画では描かれなかった人物からの視点やエピソードもあり、もうひとつの『言の葉の庭』の世界が広がっているの。小説ならではだろう。

新海誠監督作品は、過去にも小説を発売している。『秒速5センチメートル』の小説は2013年にAmazonにてオールタイムベスト小説100に選出されている。
今回も、これまでと同様に映画そのままのノベライズとは一線を画したものになる。『言の葉の庭』も読む者に新鮮な読後感を与えてくれそうだ。価格やページ数は未定となっているが、今後の情報を待ちたい。

『言の葉の庭』では、梅雨の時期に庭園で出会った靴職人を志す少年と歩き方を忘れた女性が登場する。現代の東京を舞台に、瑞々しくも哀切な人間ドラマが表現する。
新宿御苑の庭園がモデルであることや短編アニメ『だれかのまなざし』の同時上映も話題になった。

新海監督の一連のアニメ作品は映像詩、映像文学と評されることが多く、小説を読むような味わいとテーマ性を持っている。鮮烈なビジュアル表現に加え、観る者それぞれの心へと染み入る物語表現も得意だ。それだけに、小説版『言の葉の庭』にも期待したい。
[真狩祐志]

小説『言の葉の庭』新海誠 - 特設サイト
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