ドイツで開催中の第64回ベルリン国際映画祭にて、水江未来監督の『WONDER』がワールドプレミアとなった。『WONDER』は水江監督の意欲作、2月22日から日本でも劇場公開が予定されている。 今回は公式上映作品としてベルリンに招かれた。上映はショートフィルム部門のBerlinale Short IIでとなった。
Berlinale Short IIのチケットは、上映10時間前に完売と、前評判の高さが窺えた。22日の夜、全500席の満場を埋める観客が見守る中、上映はスタートした。5本の短編を1本ずつ上映してはQ&Aを行う形式で進行、観客とコミュニケーションを取りながら上映だ。 『WONDER』は、このBerlinale Short IIで最後となった。 溢れる色彩の洪水や留まる事を知らない動きが観客の目を惹き、客席からは時折歓声があがった。