「ベルセルク~快進撃!怒涛の傭兵団~」の世界 隅々までベルセルクを再体験する | アニメ!アニメ!

「ベルセルク~快進撃!怒涛の傭兵団~」の世界 隅々までベルセルクを再体験する

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[細川洋平]

■ 『鷹の団』は憧れだ!

そうなんだよ、『鷹の団』って、決して手の届かない憧れの存在なんだよ……

8月21日に正式配信がスタートしたGREEの「ベルセルク~快進撃!怒涛の傭兵団~」をプレイしているとそんな思いが沸き上がってくる。

累計3500万部。ダークファンタジー漫画作品「ベルセルク」(現在37巻以下続刊)は日本だけでなく世界中に熱狂的なファンを持つ。超話題作として現在驚異的に発行部数を伸ばしている「進撃の巨人」(現在11巻以下続刊)は累計2300万部(2013年8月現在)。「ジョジョの奇妙な冒険」(現在108巻以下続刊)で累計6890万部(2013年2月現在)。巻数や作品内容の違いから単純な比較をすることはできないが、いかに多くの人に愛されているかがうかがえる。

また2012年より全三章の形で順次公開となったSTUDIO4°C制作映画『ベルセルク 黄金時代篇』の最終章にあたる『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』は2013年7月~8月に開催された「カナダ・ファンタジア国際映画祭」において最優秀長編アニメーション賞(今敏賞)を受賞。黄金時代篇の壮絶なクライマックス(蝕)が克明に描かれてたことでも話題を呼んだ。

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■ 黄金時代篇、その魅力

「ベルセルク」を語る際、避けて通れないのがこの「黄金時代篇」だ。単行本第3巻から第14巻まで全11巻に渡り主人公ガッツの青春時代を描いたこの章は、序章で触れたおぞましい世界とはまるで違う、中世ヨーロッパにおける英雄譚のように清々しく軽やかな語り口から、ガッツ達にいったいなにが起こったのかがゆっくりとじっくりと解き明かされていく。
対立する2大王国、ミッドランド王国とチューダー帝国。主人公ガッツや白い鷹・グリフィスはそのどちらにも属さない傭兵団『鷹の団』から始まり、時には武力を、時には策略を駆使しながらのし上がっていく。
闘犬のように乱暴なガッツと、孤高の存在感を示すグリフィス、その他、女剣士キャスカをはじめ、登場人物達はみんな、人間くさく魅力的だ。

「ベルセルク」のファンなら、きっと多くの人が『鷹の団』に強い憧れを抱き、同時に深い悲しみを覚えているはず。そこで最初に戻るが、GREEの『ベルセルク~快進撃!怒涛の傭兵団』はその感情を思い起こさせてくれる。
ゲームの特徴は自分が『鷹の団』の一員ではないというところ。憧れつつも自分は自らの傭兵団を立ち上げる。その中で時には『鷹の団』と共闘しながら自分の傭兵団を育てていく。特別突出した力をもつわけでもない自分の傭兵団を『鷹の団』のように鍛え上げる。
数々の戦いに赴き、戦果を上げる。基本は無名の傭兵が戦場を泥臭く立ち回る。そこに華はないかも知れない。ただ、だからこそ時として現れる『鷹の団』の団員の、その力や華やかさに、憧れ、興奮する。具体的に言うと戦闘時、ランダムにカットインが発生し、ガッツやグリフィス、キャスカが加勢してくれる。密かにテンションが上がる瞬間だ。「キター!」と内心呟いてしまったりする。ゲームシステム上では『鷹の団』のメンバーが出現すると敵をなぎ倒してくれるため経験値やストーリー進行速度が数倍上がる。地味で無名の傭兵にしてみれば彼らの活躍はまさに圧倒的で心強いことこの上ない。

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(C)三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS (C) Fields Corporation
《animeanime》
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