映画「地球へ・・・」BD化決定 33年ぶり発掘の未公開シーンも収録 | アニメ!アニメ!

映画「地球へ・・・」BD化決定 33年ぶり発掘の未公開シーンも収録

映画『地球へ・・・』が公開から33年、Blu‐ray Discで発売される。9月13日、BD化にあたっては、劇場公開の際にはなかった、「マツカの死」が映像特典として初収録された。

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『地球へ・・・』は、1970年代から80年代にかけて発表されたマンガ家・竹宮惠子さんの代表作だ。壮大な宇宙を背景にしたSFマンガは大ヒット、1980年に劇場アニメ化、2007年にはテレビアニメシリーズ化もしている。
このうち1980年の映画『地球へ・・・』が、公開から33年、あらためてBlu‐ray Discで発売されることになった。2013年9月13日、東映ビデオから発売される。価格は税込5250円。

本作は、地球が衰退し、人類が宇宙全体に居住圏を広げた遥か遠い未来が舞台となっている。コンピューターによる管理社会、そのなかで誕生し迫害される“ミュウ”と呼ばれる超能力を持つ新人類が故郷である地球を目指すストーリーを描く。原作は第25回小学館漫画賞を受賞するなど高い評価を受けてきた。
劇場映画は実写で活躍する恩地日出夫さんを監督に起用している。また、声優として主要キャストに井上純一さん、秋吉久美子さん、沖雅也さん、薬師丸ひろ子さんなどの有名俳優を多数起用したことも話題を呼んだ。東映アニメーション(当時、東映動画)の制作は、同社の得意としてきた長編アニメーションならではの魅力が溢れている。劇場アニメの傑作だ。

今回のBD化にあたっては、これまでにないサプライズも用意された。劇場公開の際にはなかった「マツカの死」が映像特典として初収録された。マツカは主人公のジョミーと対立する人間側のキースの側近として登場する。ミュウでありながら人間側につくマツカは原作では壮絶な死を遂げる。
このシーンは脚本段階では描かれていたものの制作段階でカットされた幻の未公開シーンだ。今回原作者・竹宮惠子さんに寄贈されていたこの部分のフィルムが発見され、本邦初公開につながった。
また、竹宮惠子さん、恩地日出夫監督、田宮武プロデューサーの鼎談が新たに収録されている。往年のファンはもちろん、若い世代でも是非、押さえておきたい名作のBlu‐rayの登場だ。

『地球へ・・・』
/http://www.toei-video.co.jp/BD/terra.html

[キャスト]
井上純一/秋吉久美子/志垣太郎/薬師丸ひろ子/岸田今日子/神谷明/池田昌子/増山江威子/古谷徹/沖雅也

[スタッフ]
原作: 竹宮惠子
脚本: 恩地日出夫、塩田千種
監督: 恩地日出夫



■ Blu-ray
2013年 9月 13 日(金)発売
5250円(税込)
COLOR/本編 112 分/2 層/1.リニア PCM(モノラル)2. ドルビーTrueHD(5.1ch)/日本語字幕/16:9【1080p Hi-Def】

[映像特典]
新録スペシャル鼎談(竹宮惠子・恩地日出夫・田宮武)
未公開シーン(マツカの死)※約1分30秒/特報/予告編
封入特典:ブックレット(8P 予定)
※未公開シーンは、制作途中段階のもので、大半のカットは彩色されておらず、音声も収録されていません。また制作当時にプリントされたもののため、映像上のキズなどがある事を予めご了承ください。
※本商品の 5.1ch は、現存する音源をもとに一部擬似5.1ch 化したもの。
《animeanime》
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