3月21日から4日間の予定でスタートする東京国際アニメファア2013では、最新のアニメ作品や人気作品が集まり多くの企画が行われる。アニメフェアの特徴は、アワードや人材育成さらにビジネス関連までアニメーションに関する様々なものが盛り込まれていることだ。ビジネスデイに行われるステージイベントやトークもそうしたひとつである。3月21日14時からは、会場内の中ステージAにて、ユニジャパンによるコンテンツ事業化支援フォーラムが開催される。ここでは、「Creative Market Tokyo(CMT)2012」の公開ピッチが行われる。アニメ作品や関連サービスなど広くアピールし、ビジネスの可能性を探る。また2013年冬の公開を目指すアニメ映画『サンタ・カンパニー』のトークセッションも行われる。コンテンツ事業化支援フォーラムは、昨年秋のコンテンツビジネスマッチング見本市「Creative Market Tokyo(CMT)2012」と、クリエイターやプロデューサーを中心としたネットワーク構築事業「CMT CONNECTION(CMTC)」の一環である。ステージは14時から16時半までおよそ2時間半、CMTアワード2012公開ピッチセッションから始まり、オリジナルアニメーション『サンタ・カンパニー』が切り拓く新しい事業構想と資金調達、CMTアワード2012表彰式となっている。CMTアワード2012公開ピッチセッションでは、事前の書類審査で選出されたクリエイターやプロデューサーがプレゼンテーションを行う。ビジネス化を目指すコンテンツ企画やプロジェクトに対して事業化支援金が与えられる。CMTアワード2012表彰式は、そのピッチセッションから大賞150万円など以下の各賞を決定するものだ。オリジナルアニメーション『サンタ・カンパニー』が切り拓く新しい事業構想と資金調達は、今年末に公開を目指すアニメ映画『サンタ・カンパニー』についてである。総監督および製作プロデュースを務める糸曽賢志さんが作品と作品を実現する仕組みについて語る。また3月中旬にオープン予定のアニメに特化したクラウドファンディングサービス「Anipipo」などの活用スキームを語る。こちらは運営会社グーパの平皓瑛さんが登壇する。また、当フォーラムの後に同じく中ステージAにて16時30分から連携イベント「リアル+デジタルビジネスにおける、クリエイターの必要知財ビジネス戦略とは?」も開催される。[真狩祐志]Creative Market Tokyo(CMT)によるコンテンツ事業化支援フォーラム/https://www.tokyoanime.jp/office/public/symposium_detail_ja/3東京国際アニメフェア2013/http://www.tokyoanime.jp/Creative Market Tokyo(CMT)によるコンテンツ事業化支援フォーラム[トークセッション登壇者]糸曽賢志(株式会社KENJI STUDIO 代表取締役/『サンタ・カンパニー』総監督&製作プロデューサー)平皓瑛(グーパ株式会社 CEO/「Anipipo」運営)大谷佳久(ジールズ株式会社 代表取締役)石井大裕(TBSアナウンサー)モデレーター: 清田智(CMT事務局 プロデューサー)