三浦建太郎さんに人気マンガを映像化する『ベルセルク 黄金時代篇』3部作の最終章『降臨』が2月1日に、いよいよ劇場公開となった。翌2月2日には、主要キャストの岩永洋昭さん、櫻井孝宏さん、行成とあさん、三宅健太さん、それに主題曲「Aria」を担当した音楽家・平沢進さん、窪岡俊之監督さんが登壇する公開記念舞台挨拶も行われた。
世界的な人気作品の映画プロェクトの最終章に相応しい豪華な出演陣だ。すでにその映像表現が大きな話題を呼んでいるだけに、今後のさらなる盛り上がりも期待出来る。

黄金時代篇3部作のフィナーレとなった本作だが、2月2日の舞台挨拶では、今後のさらなる企画構想が、窪岡俊之監督の口から明かされた。シリーズの今後について問われると「サーガプロジェクトということで、企画は動いています。でも今言えるのはそこまで。内緒です。本当にまだまだ申し上げられる段階ではないんですが、プロジェクトとして動いています」と答えたのだ。
もともと今回の『ベルセルク 黄金時代篇』は、サーガプロジェクトのひとつとしてスタートした。プロジェクトでは。マンガ『ベルセルク』の世界観全ての映像化も掲げていた。それだけに動いているとされたさらなるプロジェクトが今後どういったかたちで姿を見せるのか、気になるところだ。

その窪岡監督は、「パートIの公開からちょうど1年経ちまして、こうしてパートIIIの公開を迎えることができて感無量です」とあいさつした。
そして、今回パートIIIえ話題騒然のクライマックスシーン“蝕”の映像については「パートI、IIと明らかに世界観が違う。ものすごく凄惨なことが非常に美しい場所で行われているというギャップが出せたらと思った。スタッフもヘロヘロになりながら作り上げました」と制作の現場の様子を明かした。

その“蝕”のシーンについて、ガッツを演じた岩永さんは「(アフレコは)声だけなのに、首筋やこれまで経験したことのないいろんなところ場所が筋肉痛になった。筋が切れてしまうんじゃないかと思うくらい気合を入れてやらないと、絵のクオリティには到底追いつけないと思った。負けないように全身をかけて演じました」と明かす。
そしてそのガッツと対峙するグリフィスは、拷問を受け舌を抜かれ、話すことができない役。それを演じた櫻井さんは「ナンセンスな言い方だけど舌を抜かれた経験がないのですごく難しかった。うめき声でしか感情を表現できない。あざとくてもいけないしぼんやりと声を出しても意味がない。芝居の加減に苦労した」と話した。

そして、映像と伴に作品を印象づけた主題曲「Aria」を担当した平沢さんも挨拶した。「何しろ鷺巣詩郎さんの音楽が壮大かつ荘厳でありますから、それに負けないような曲を作らなければと頑張らせていただきました。鷺巣さんのサウンドトラックにあわせて始まる、壮絶な物語の幕開けにふさわしい1ベル、2ベルの役割が果たせたら幸いです」と語った。
『ベルセルク 黄金時代篇III 降臨』
公式サイト http://www.berserkfilm.com
配給/ワーナー・ブラザース映画《animeanime》