“クールジャパン”という言葉の中で、日本のアニメの力の大きさが語られる一方で、アニメ業界は楽観的な状況でないと指摘されることも多い。一体、日本のアニメの真実はどこにあるのだろうか?そんなアニメを取り巻く状況について、老舗のアニメスタジオであるマッドハウスの社長である岡田浩行さんが語る本が1月22日に発売される。岩波新書から発刊される『アニメ! リアルvs.ドリーム』である。岡田浩行さんは日本テレビ放送網出身、2011年2月にマッドハウスの社長に就任した。就任から2年足らず、そのなかで経験した日本アニメについて語ることになる。アニメ業界の内部にいながら、外からの視点も期待出来る興味深い本になりそうだ。本書は岡田浩行さんとマッドハウスの宣伝担当者の武井風太さんがまとめた研究会のためのレポート「アニメ! 鉛筆と紙のロマン」をもとにしている。 レポートは「アニメの歴史的流れ」、「アニメを取り巻く環境」で構成され、資料も多く含まれているという。『アニメ! リアルvs.ドリーム』では、岡田さんをテレビ局出身のアニメ制作会社社長アニメには不案内なキャラクター「ヒロ」として、武井さんをアニメファンのオタク「フウタ」として、ふたりの掛け合いで表現する。カジュアルな雰囲気でアニメについて知ることが出来そうだ。また、マッドハウスの公式サイトでは、本書の出版記念・連動企画としてアニメがどうやって作られるか紹介している。現在は、第1回の「絵コンテについて」、こちらも併せて読むと役立ちそうだ。マッドハウス/http://www.madhouse.co.jp/『アニメ! リアルvs.ドリーム』2013年1月22日発売 岩波ジュニア新書岡田浩行・武井風太 著
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