マクロスシリーズの資料が一堂に 渋谷で「MACROSS:THE DESIGN」始まる | アニメ!アニメ!

マクロスシリーズの資料が一堂に 渋谷で「MACROSS:THE DESIGN」始まる

企画展「MACROSS:THE DESIGN」が、4月26日から渋谷パルコ・パート1にあるパルコミュージアムでスタートした。展覧会では『超時空要塞マクロス』をはじめ、最新作までの特に原画、設定資料

イベント・レポート
注目記事
メカニックの設定が充実している
  • メカニックの設定が充実している
  • 映像による作品紹介
  • 初期設定は、一点一点が見応えがある
  • ヒロインたちのスポットを当てたコーナー
  • ヒロインたちのスポットを当てたコーナー
  • 「MACROSS:THE DESIGN」
2012年はテレビアニメシリーズ『超時空要塞マクロス』の放送が始まってから、ちょうど30年目にあたる。いまなお人気の高いマクロスシリーズの出発点から30周年である。
このシリーズ30周年を記念した企画展「MACROSS:THE DESIGN」が、4月26日から渋谷パルコ・パート1にあるパルコミュージアムでスタートした。展覧会では『超時空要塞マクロス』をはじめ、最新作までの特に原画、設定資料などにフォーカスした。

展示会場は3部屋からなるスペース、そこにつながるアプーロ、物販スペースと必ずしも広いものでない。しかし、テーマ性を持たせた見せ方と、大量の資料は、スペース以上に見応えのあるものだ。
導入部は映像展示とその解説で、まずシリーズ全体を見通す。その後に、設定・原画、キャラクター、メカニックにテーマを絞ったかたちで作品の世界を紹介する。

なかでもファンにとってうれしいのは、『超時空要塞マクロス』の初期設定の数々だろう。演出やメカデザインの河森正治さん、キャラクターデザインの美樹本晴彦さんらの手書きの資料の数々にはスタッフのメモ書きなども多く興味深い。作品企画時の熱気、息吹が伝わってくるものだ。企画段階の設定からは、意外な発見もあるだろう。
メカニック設定や版権原画など、メカニックも大きく取り上げている。さらにセル画や原画からはキャラクターの魅力が伝わる。マクロスシリーズの見どころが、いくつもの多角的な要素から成り立っていることが分かる。
『超時空要塞マクロス』エンディングのアルバムの再現や、等身大エリアの撮影コーナーなど楽しい企画も用意されている。マクロスシリーズのファンにはかなり満足出来るものになるに違いない。

「MACROSS:THE DESIGN」は4月26日から5月13日まで、開催時間は毎日10時から21時までとなっている。入場料は一般500円、学生400円、入場特典としてゼントラーディ軍「ヤック デカルチャー!」シールが付いてくる。

「MACROSS:THE DESIGN」
会場: パルコミュージアム(渋谷パルコ・パート1・3F)
日時: 2012年4月26日 (木) -5月13日 (日) 10時~21時(入場は20時半まで)
入場料:一般500円・学生400円・小学生以下無料
入場特典:ゼントラーディ軍「ヤック デカルチャー!」シール (有料入場者のみ/数量限定)
主催: パルコ
問合せ先: 03-3477-5873 
http://www.parco-art.com/web/museum/
協力: ビックウエスト・ビックウエストフロンティア・TOKYO FM
企画制作: 手塚プロダクション・パルコ

MACROSS:THE DESIGN開催記念「美樹本晴彦サイン会」
日時: 2012年4月29日(日)18:00~
会場: 渋谷パルコ・パート1・7F特設会場
参加方法:4月26日(木)から始まるMACROSS:THE DESIGN@PARCO内ショップで,000円(税込)以上買い上げの希望者、先着100名に参加整理券配布。
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集