4月21日、大作アニメ『ももへの手紙』が、全国公開となった。日本が誇る手描きのアニメーションの最高峰の才能が結集した本作は、日本だけでなく、世界から注目される映画と言っていいだろう。公開初日には、東京・有楽町の丸の内ルーブルにて主演キャラクターのキャスト陣、沖浦啓之監督が登壇する初日舞台挨拶が行われた。主人公ももの声を演じた美山加恋さん、母親いくこ役の優香さん、妖怪イワ役の西田敏行さんらが作品への想いを語った。『ももへの手紙』は、製作に7年もの期間をかけた力のこもった作品である。これについて沖浦監督は、「製作にも公開までにもたくさんの時間がかかった作品になりました。長いような、短いような…気付いたら今日の公開を迎えていた感じです。本当にみなさんには感謝しています。」と話す。また、国内だけでなく、海外での公開決定が決まっていることは、「とても日本的な作品だと思っているので、国や文化が違っても理解していただけることが本当に嬉しいですね。」と答えた。国内とは異なる文化からの反応を気にしている様子だ。美山さんは初日を迎えて、「すっごく嬉しいです。アフレコからもう1年半たっていて、その間に自分も成長したなぁ…と思います。長かったような、短かったような不思議な気持ちです。」と。こちらも公開を待ちかねた様子。「やっとこの日を迎えられて本当に嬉しいです。加恋ちゃんとのアフレコもすっごく楽しくて、本当にお母さんと呼んでほしくなっちゃうくらい仲良しになりました(笑)。」と優香さんは、美山さんと仲良くなったエピソードを紹介した。西田さんは、本作品の持つ親子のつながりについて語り、作品アピール。「親子って近すぎてうまくコミュニケーションできないことが多いですよね。いなくなって初めてわかることもありますし、私自身、母をなくして初めて母親の偉大さを実感したりもしました。この作品は、そんなことを気付かせてくれるような、あたたかい気持ちになれる作品です。すべてのものに愛がぎっしり詰まっていることを教えてくれると思いますので、最後までじっくり楽しんでください。」また、挨拶にあわせて、映画の舞台となった広島で実施された「父から娘への手紙」キャンペーンの最優秀賞授賞式も行われた。実際に受賞した手紙が読み上げられると、会場からすすり泣きの声もおき、キャスト陣も思わず涙ぐむというシーンに。人の心を動かす『ももへの手紙』らしい、初日の幕開けとなった。『ももへの手紙』丸の内ルーブル他 全国絶賛公開中配給: 角川映画http://momo-letter.jp/
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