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4月21日公開「ももへの手紙」 NY国際児童映画祭で大賞に輝く

4月21日、劇場アニメ『ももへ手紙』が角川映画配給で全国公開される。映画公開まで1ヵ月を切るなかで、本作が海外でビッグな賞に輝いた。

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4月21日公開「ももへの手紙」 NY国際児童映画祭で大賞に輝く
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4月21日、劇場アニメ『ももへ手紙』が角川映画配給で全国公開される。映画公開まで1ヵ月を切るなかで、本作が海外でビッグな賞に輝いた。3月2日から25日まで、米国で開催されていた第16回ニューヨーク国際児童映画祭で長編部門の大賞を受賞した。
本作は『人狼-JIN-ROH-』などで国際的な評価を受けた沖浦啓之監督が、7年の歳月をかけた制作の指揮を執った大作である。日本のお家芸ともいえる手描きの2Dアニメの魅力が存分に引き出された。

ニューヨーク国際児童映画祭は、1997年に設立された子どもや若者のための映画を集めている。児童映画祭としては、北米最大規模を誇る。映画の数は3週間で100本以上にも及ぶ。
映画祭はアニメーションのほか実写映画も上映する。しかし、大規模な国際アニメーション映画祭のない米国では、海外の良質のアニメーションが紹介される場として重要な役割を果たしている。世界中から優れたアニメーション、実写が集めるだけに、今回の大賞受賞は大きな成果と言えそうだ。

授賞式には、本作を制作するアニメスタジオ プロダクション I.Gの石川光久社長が出席。ユマ・サーマンさんやスーザン・サランドンさんら審査委員から祝福を受けた。
今回の受賞について石川光久社長は、「この映画は制作に7年かかりました。途中、何度も厳しい状況に立たされましたが、この賞をもらったことで全ての苦労と努力が実りました。昨年の東北地方太平洋沖地震から1年が経ちましたが、日本は今この瞬間も復興に向けて頑張っています。今回の受賞が日本に大きな希望と夢を与えてくれるはずです。ありがとうございました」とコメントしている。

『ももへの手紙』
4月21日(土)丸の内ルーブル他全国ロードショー
配給:角川映画
http://momo-letter.jp

美山加恋 優香 西田敏行 山寺宏一 チョー

原案・脚本・監督: 沖浦啓之
作画監督: 安藤雅司 
副作画監督: 井上俊之 
美術監督: 大野広司 
音楽: 窪田ミナ
色彩設計: 水田信子 
音響監督: 若林和弘
制作: プロダクション I.G
主題歌: 原由子「ウルワシマホロバ~美しき場所~」(タイシタレーベル/ビクターエンタテインメント)
製作: 『ももへの手紙』製作委員会 助成: 文化芸術振興費補助金
《animeanime》
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