毎年8月、高知で開催される「まんが甲子園」が、2011年に20回目を迎える。高校野球とは異なるもうひとつの甲子園として、季節の風物詩となっている。そのまんが甲子園が、開催20周年に向けて新たな試みに乗り出す。 まんが甲子園のデジタル版まんがコンテスト「デジタルまんが甲子園」をスタートさせる。小学館集英社プロダクション(ShoPro)と「あったか高知」まんがフェスティバル実行委員会、それにワコムが共催する。11月1日からShoProが運営するマンガ投稿サイト「Dream Tribe」にて行う。 デジタルまんが甲子園の目的は、コンテストの対象となる高校生たちにデジタル制作をより知ってもらい作品制作を活性化させたいというものだ。また、コンテストを通じて高校生のデジタル制作環境の整備を進める狙いもある。 主催者によれば、一般的なデジタル制作の環境は年々整ってきているが、若手クリエイタについては必ずしもデジタル制作が進んでいるわけではない。制作に不慣れなことや経済的余裕がないことが理由だ。デジタルまんが甲子園をきっかけにこうした状況を変えることを目指す。 コンテスト開始にあたっては、2010年11月1日以降、まずワコムが自社製のペンタブレット「Bamboo Comic Medium」(非売品)を先着申し込み30校に無償提供する。さらに2010年10月下旬に過去にまんが甲子園に応募実績のある高校およそ1500校に対して、セルシスがマンガ・イラスト制作ソフト体験版を無償提供する。 作品の応募は2010年11月1日から2011年2月17日まで、審査委員長のマンガ家ちばてつやさんらが審査する。受賞作品は、第20回まんが甲子園で紹介されるほか、週刊少年サンデー編集部によるウェブコミックサイト「クラブサンデー」 や「ケータイ★まんが王国 」などの掲載も予定する。さらにデジタル制作ツールなどの賞品も用意する。 応募資格は高校生であること、応募作品は「高校生あるあるネタ」として、デジタル制作で一枚絵のマンガを完成させる。詳しくは「Dream Tribe」のコンテストサイトで確認出来る。「デジタルまんが甲子園」/http://www.dreamtribe.jp/digiman/募集期間: 2010年11月1日~2011年2月17日 募集テーマ: 高校生あるあるネタ 作品形式: デジタル制作の一枚絵漫画応募資格: 高校生 応募方法: DreamTribeからオンライン投稿。 ※詳細は上記コンテストサイトで確認ください。 主催: 小学館集英社プロダクション/あったか高知まんがフェスティバル/ワコム 協賛: セルシス/コニカミノルタプリンティングソリューションズ/ウェブマネー 協力: 小学館/menue/朝日新聞社/APPLIYA/デジタルマンガ協会/文星芸術大学/東京コミュニケーションアート専門学校
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