英国アカデミー賞アニメ部門候補「カールじいさん」「コラライン」など | アニメ!アニメ!

英国アカデミー賞アニメ部門候補「カールじいさん」「コラライン」など

 英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)は、1月10日に今年の英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)のノミネート作品を発表した。このうち長編アニメーション部門には、5作品の名前が挙げられた。『コララインとボタンの魔女 3D』、『クリスマス・キャロル

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 英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)は、1月10日に今年の英国アカデミー賞(British Academy Film Awards)のノミネート作品を発表した。このうち長編アニメーション部門には、5作品の名前が挙げられた。『コララインとボタンの魔女 3D』、『クリスマス・キャロル』、『Fantastic Mr Fox』、『アイスエイジ3』、『カールじいさんの空飛ぶ家』である。
 英国アカデミー賞は英国の賞とはしているものの、実際には同じ英語圏ということもあり、通常は米国映画もかなりの部分を占める。今年のアニメーション賞のノミネートもそうした傾向を反映したものとなった。

 米国の映画賞レースで、既に注目を集めている『カールじいさんの空飛ぶ家』、『コララインとボタンの魔女 3D』、『Fantastic Mr Fox』が順当にノミネートされている。さらに『クリスマス・キャロル』、『アイスエイジ3』のノミネートは、これまでも意外に大作映画志向が強かった英国アカデミー賞の性格を反映していそうだ。
 昨年のアニメーション賞の受賞は『ウォーリー』、一昨年は『レミーのおいしいレストラン』、さらにその前は『カーズ』が受賞している。3年連続、ディズニー/ピクサーの作品が選ばれており、今年も『カールじいさんの空飛ぶ家』を中心に展開しそうだ。

 実際に『カールじいさん』は有力候補であるだけでなく、アニメーション映画賞以外にも、作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響賞、音楽賞にノミネートされている。英国アカデミー賞は米国のアカデミー賞よりもノミネートの数が多い特徴はあるが、それでもこの作品がジャンルを超えて高い評価を受けていることが分かる。
 他の有力作品では、『Fantastic Mr Fox』が特殊映像効果賞、音響賞、音楽賞のノミネートに挙がっている。また音楽賞には『コラライン ボタンの魔女 3D』の名前も挙がり、批評家に評価の高いこれらの作品が英国でも関心を集めている。

BAFTA(英国映画テレビ芸術アカデミー) 英国アカデミー賞
/http://www.bafta.org/awards/

[長編アニメーション賞ノミネート作品]

 ■ 『コララインとボタンの魔女 3D』
 ■ 『クリスマス・キャロル』
 ■ 『Fantastic Mr Fox』
 ■ 『アイスエイジ3』
 ■ 『カールじいさんの空飛ぶ家』
《animeanime》
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