日本オタク大賞2008決まる「アニメ『鬼太郎』(墓場&第5期) 」に | アニメ!アニメ!

日本オタク大賞2008決まる「アニメ『鬼太郎』(墓場&第5期) 」に

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 1月8日、日本オタク大賞2008の受賞作に「アニメ『鬼太郎』(墓場&第5期) 」が決定した。日本オタク大賞は、前年にあったマンガ、アニメ、ゲームなど様々な作品や商品、出来事、ニュースを丸ごと振り返って、この年を象徴しているオタク的な現象を選び出すものだ。2001年から行われている。
 今回は、2008年にテレビ放映された子供向けのテレビアニメシリーズ『ゲゲゲの鬼太郎』の第5期と、大人向けに制作されノイタミナで放映された『墓場鬼太郎』を合わせて大賞とする。同じ原作を用いながら、全く異なる展開をみせる『鬼太郎』アニメを今日的な現象として日本オタク大賞と決定した。

 大賞の選出理由として審査委員でアニメ評論家の藤津亮太氏は、「原作を可能な限り忠実で、かつポップな味付けをほどこした『墓場』。萌えとジャンプイズムの大胆な導入で新境地を開いた『ゲゲゲ第五期』。この両輪がアニメ放送40周年の08年を盛り上げました」と評する。
 また、鶴岡法斎氏は「『墓場鬼太郎』はファンたちが映像化不可能と思っていたものを見事にアニメ化したスタッフに感激。水木しげるの原点がここに」とコメントしている。
 「原作へのリスペクト精神を随所にきっちりと発揮しつつ、回が増すごとに自由に、元気になっていく2000年代の『鬼太郎』。大好きなこの作品に、こうして賞を送らせていただけることを、心の底からうれしく思っています。三年目に突入する今年も、予想をいい意味で裏切り続けてくれることを期待しています!」と前田久氏は今後の展開にも期待する。これに対して原作者の水木しげる氏は「ヒジョーにウレチイです」と喜びのコメント寄せている。

 日本オタク大賞はこの大賞のほかに、審査委員それぞれが、独自の作品を選び出す審査委員賞を選出している。こちらは投票で選ばれた大賞とは異なった思い入れたっぷりの作品群となった。藤津亮太氏が選んだのは、『かみちゅ』などのアニメ脚本や小説を手掛ける倉田英之氏のコラム本『倉本 倉田の蔵出し』である。
 このほかアニメ関連では、紅一点倉田真澄氏の選んだBLアニメ『純情ロマンチカ』、アニメ担当の前田久氏が富山を舞台に繰り広げる『true tears』、石黒直樹氏は2008年にマンガ連載が完結した『ARIA』のマンガとアニメを合わせて選んだ。変わったところでは『さおだけ屋はなぜつぶれないのか?』の作者で会計士の山田真哉氏が萌え株会社の皆さまを選び出した。

 この選考イベントは、1月31日、2月1日に、2日間にわたってスカパー/CSチャンネルのMONDO21でテレビ放映される予定だ。放映時間はそれぞれ20時スタートとなる。
 オタク大賞ならのユニークで楽しい選考過程とトークが、余すところなく伝えられる。また、この選考の様子は、速報版が日本オタク大賞の公式サイトでも紹介されている。

日本オタク大賞2008 大賞 アニメ『鬼太郎』(墓場&第5期)

《審査員賞》
藤津亮太賞 単行本『倉本 倉田の蔵出し』
東海村原八賞 浅井真紀
志田英邦賞  ゲーム『モンスターハンターポータブル 2nd G』
倉田真澄賞 アニメ『純情ロマンチカ』
前田久賞 アニメ『True Tears』
鶴岡法斎賞 TENGIRL(TENGA擬人化)
山田真哉賞 萌え株会社の皆さま(代表としてプロダクションI.G.)
石黒直樹賞 『ARIA』(コミックス&アニメ)
ドリー・尾崎賞 映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』

■過去の受賞作
2007年大賞 動画投稿サイト特に「ニコニコ動画」
2006年大賞「ウルトラマンメビウス」特に「ウルトラマン80」
2005年大賞 なし
2004年大賞「擬人化」特に「びんちょうタン」
2003年大賞「ガンダムSEED」
2002年大賞「株式会社 海洋堂」
2001年大賞「映画クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」

イベント概要
日時 2009年1月8日(木) 
会場 新宿ロフトプラスワン
主催 グラナーテ/日本オタク大賞実行委員会
審査員 藤津亮太/鶴岡法斎/東海村原八/志田英邦/前田久/倉田真澄 他
公式サイト /http://www.granaten.co.jp/o_award/

番組製作: MONDO21(JIC) /http://www.mondo21.net/otaku
放映 MONDO21(スカパー!279ch、ケーブルTVなど)
    2009年1月31日20時〜(前編)/2月1日20時〜(後編)
《animeanime》
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