SOS団 LAアニメエキスポでライブ 1万人の会場を埋める | アニメ!アニメ!

SOS団 LAアニメエキスポでライブ 1万人の会場を埋める

イベント・レポート 海外イベント

 米国のアニメコンベンション・アニメエキスポ2007で平野綾さん、後藤邑子さん、茅原実里さんら3人が『涼宮ハルヒの憂鬱』の「SOS団(SOS Brigade)」としてコンサートを行った。
 北米では5月末にDVDの1巻がリリースされたばかりだが、アニメエキスポではハルヒのコスプレをした人を多く見かけた。ちなみに、5~8話を収録した第2巻は会場内で先行発売され、多くの人だかりを作っていた。

 会場は1万人収容規模のホールで、入場可能な場所はほとんどが埋まるという熱狂ぶり。オープニングは後藤邑子さん演じる朝比奈みくるのキャラクターソング『恋のミクル伝説』で幕を開けた。
 スクリーンには、作品の各場面を編集した映像も流れていた。作品を見ている人なら、このキャラクターが音痴だということを知っているが、リハーサルではこのステージングで大丈夫だろうかとスタッフの人に心配されたという。

 イベントの司会は北米版「涼宮ハルヒの憂鬱」公式サイトの宣伝ムービーでハルヒ役を務めているパティさんと通訳の方で進行した。後藤さんは英語を得意としており、コメントの半分くらいを英語で話し、日本の観客のために通訳がそれを和訳することもあった。
 続いて、北米版で朝比奈みくるの声を演じているステファニーさんが登場し、生でアテレコをする企画が行われた。彼女は普段の声と、みくるを演じる時の声は全く違い、かなり後藤さんの芝居に忠実になろうとしているのが見て取れる。なお、彼女がみくる以外に演じているのは『ハレグゥ』のグゥで、舞台上のリクエストに応えキャラクターの台詞を発し、会場を盛り上げた。

 続いて、平野綾さんが登場。オープニングテーマの『冒険でしょでしょ?』を歌う。スクリーンにはまるでネット上に見られる自主翻訳のように、日本語の歌詞をローマ字のテロップで出し、対訳も併記していた。観客は手拍子を打ち、総立ちになった。
 曲の後、ハルヒ役のウェンディさんが出てきて、ハルヒの自己紹介シーンを演じた。平野さんのコメントで出てきた「ハルヒはツンデレだから…」の部分を、通訳の人が「ツンドラ」と間違え、会場のファンからつっこまっれる場面も。

 長門有希役の茅原実里さんは黒いフリルの衣装で登場。長門有希のキャラクターソング『雪、無音、窓辺にて。』と『SELECT』を歌った。
 このシングルは北米では9月に発売が予定されており、一足お先の発表となり、画面では長門の数々の名場面が映し出されていた。
 英語版の長門役の声優が来られなかったため、茅原さんは古泉役のジョニーさんとアテレコ。男声でむりやり長門の台詞を読み、オーバーアクションをするため会場は爆笑に包まれた。

 続いて、平野さんが再び登場し、『God Knows...』と『Lost my music』を熱唱。この曲も、アメリカでは未発表の曲だが、未公開の映像とテンポの早さに会場が盛り上がりを見せる。

 最後は日米の声優と司会者、プロモーションビデオの役者3人、前日に開催されたダンスコンテストで優勝したチームを加えた全員で、『ハレ晴レユカイ』をダンス。
 日本でのイベント出演が多いSOS団の3人のダンスは堂に入ったものだが、英語版の声優や司会者たちまでこのダンスをマスターしているのには驚かされた。特に、英語のみくる役のステファニーさんのリズム感覚は相当にレッスンを積んでいるものと思われる。
 会場暗転後、アンコールが叫ばれ、SOS団の3人だけが再び出てきてテレビサイズの『ハレ晴レユカイ』を踊り、終演。

 このコンサートが一貫して抱えていた問題点は、発声と音楽のズレである。画面上の歌詞テロップの色が変わるのと彼女らの発声は一致しているので、おそらく音響出力上のミスだと考えられる。歌については観客を不完全燃焼させたのは残念であった。
 日本では2007年3月に大宮で行われたライブのDVDが、今月発売になる。日本に倣い、北米でも涼宮ハルヒのキャラクターソングCDなど、関連商品の発売が多く予定されている。
 この商品も北米で同様に展開され、よりベストに近い形で彼女らのステージを堪能してほしいと思う。
【日詰明嘉】

アニメエキスポ2007公式サイト /http://www.anime-expo.org/

《セットリスト》
1.恋のミクル伝説
2.冒険でしょでしょ?
3.雪、無音、窓辺にて。
4.SELECT?
5.God knows...
6.Lost My Music
7.ハレ晴レユカイ
E.ハレ晴レユカイ(TVサイズ)
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集