文化庁メディア芸術祭プラザで7月13日から行っている「日本のメディア芸術100選」の投票総数が8月23日に時点で27000票を超え大盛況となっている。 日本のメディア芸術100選は、文化庁メディア芸術祭10周年記念として企画されている。アート部門、エンターテイメント部門、アニメーション部門、マンガ部門にわけて、日本代表するメディア芸術100作品を選ぼうという試みである。 選出にあたっては、あなたが選ぶ10作品を教えてくださいと広く一般にも投票を呼びかけている。これがインターネットを使った投票の便利さや、これまでにないユニークな企画として人気を集め投票数が好調に伸びている。 投票は8月31日にまで行われるため、結果はまだ公開されていない。しかし、日本のメディア芸術100選のサイトでは、中間報告として投票者の声の一部を紹介している。また、各分野で専門家の選んだ10選も紹介しており興味深い。 アニメーション分野では富野由悠季氏、マンガ部門では土田世紀氏、エンターテイメント部門では夢枕獏氏が自分の10選をあげている。富野由悠季氏の10選には、エポック・メイキングなアニメーション作品として『鉄腕アトム』から『機動戦士ガンダム』、『となりのトトロ』、『頭山』など、まさに日本のアニメーション史を代表する作品が並んでいる。 投票の最終的な結果は、来年六本木の国立新美術館で開催される「文化庁メディア芸術祭10周年企画」やカタログ出版などで紹介される予定になっている。 また、9月中旬以降ウェブサイトの文化庁メディア芸術プラザでも順次発表して行く。/日本のメディア芸術100選 /文化庁メディア芸術プラザ /日本のメディア芸術祭 特設ブログ
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