「舞台版イナズマイレブン」ゲネプロ・レポート | アニメ!アニメ!

「舞台版イナズマイレブン」ゲネプロ・レポート

「舞台版イナズマイレブン」ゲネプロ・レポート。いよいよ初演を明日に控え、本番舞台のシアターGロッソへゲネプロ・レポートに行って参りました!

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 再びアニメ!アニメ!公式レポーターTです。いよいよ初演を明日に控え、本番舞台のシアターGロッソへゲネプロ・レポートに行って参りました! ゲネプロとは、公演間近に舞台で行われる最後の全体リハーサルのこと。前回の、ダンススタジオで行われた通し稽古とは一転、モダンな階段状客席に座って見渡すGロッソの舞台は、奥行きといい高低差といいガラリと違う趣で、非常に新鮮に映りました。今回は主に、通し稽古では見られなかった舞台装置や映像などについてレポートします!

 Gロッソは、ジオラマを構成しやすい起伏に富んだ舞台で、水平の三段ステージに加え、左右には張り出しもあって立体感抜群。緞帳が上がり、スクリーンにアニメーションを流しながらの人物紹介は、雷門イレブンに親しんだ子どもたちが心躍らせるスターティング! 前回はかぶりつきでの見学だったのに対し、今回はかなり離れての鑑賞。せっかくのメイクがしっかり見られなかったのは残念ですが、その分、マイクの音量が上がって、ライトもこまめに調整され、俯瞰的に全体を楽しめる感じでした。
 さてさて、懸案の必殺技はというと…、キマってましたよぉぉ! そりゃぁもう、度胆を抜かれる演出で、“ファイアトルネード”も“ゴッドハンド”も、子どもたちは大喜び(大ウケ?)すること間違いなく、“デスゾーン”にいたっては肝を冷やすかも?! ライトやスクリーンがうまく使われていて、必殺技発動シーンはもとより、夕暮れの鉄塔広場や、帝国学園登場時のシルエットの妖しさ、宙を切るサッカーボールなど、狭い舞台を広く感じさせる工夫が随所に施されています。また個人的には、小道具を出し入れする黒子さんが、黒い審判服で働いている所に、芸の細かさを感じたりしました(笑)。

 話がやや舞台装置に偏りすぎましたが、役者さんの演技は前回同様ノリノリです! 主題歌は是非、一緒に合唱しましょう♪ また、円堂君が客席までスカウトに来たら、入部希望出してみるのも一興?! 豪炎寺君が客席を走り抜けたら、追いかけちゃダメですよ! ミニスカートの夏未さんが高いステージに上がってても、紳士的にご覧くださいね。万が一、客席までサッカーボールが飛んできたら、そのときはさりげなく、こっそりと舞台にボールを返すのが吉。 
 当日は、雷門イレブンの強力なサポーターとして、客席の皆さんも一緒に、フットボールフロンティア地区予選決勝を応援しましょう♪

[演出家の大和田悟史氏に
     「舞台版イナズマイレブン」の見所をうかがった]

「アニメのものをイメージする方や、サッカーがお好きな方もおられると思います。皆さんが観て「あ、面白い!」という風に思えるものをお届けしたい。現在(8月下旬の時点)も引き続き、役者・スタッフ一同努力している最中です。
原作のゲームやアニメーションが、人間ができないことをやる!という目的で作られているので、それを(生身の)人間でどうやるのか、どういう風にお客さんに伝えるのか。僕自身も幕が開いたときにどういう受け入れ方をしていただけるのか、非常に興味があります。役者たちもずっと稽古してきている中で作り上げてきてはいますが、やっぱり幕が開いてお客さんの前でやったときに「あ、これが舞台版イナズマイレブンなのか」というのを全員が理解すると思っています。」

大和田悟史プロフィール:
「実相寺組」所属の脚本家・演出家 。
映画『MAIL』、『グミ・チョコレート・パイン』の脚本を担当。代表作に、演出も手掛けたミュージカル『忍たま乱太郎』がある。

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       (c)LEVEL-5/FCイナズマイレブン・テレビ東京
       (c)LEVEL-5/FCイナズマイレブンACT2010

舞台版「イナズマイレブン」
/http://www.inazuma-butai.com/index.html日程: 9月4日(土)~9月12日(日)
平日: 19:00開演 土日:12:00/17:00開演
会場: 東京ドームシティ シアターGロッソ
URL: /www.inazuma-butai.com
[チケット情報]
ローソンチケット(発売中)
イナズマイレブン特設電話番号:0570-084-707
イナズマイレブン特設URL /http://l-tike.com/inazuma-butai
《animeanime》
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