「とある飛空士への追憶」完成試写 主演、監督、原作者が挨拶 | アニメ!アニメ!

「とある飛空士への追憶」完成試写 主演、監督、原作者が挨拶

劇場公開が迫る中で、9月22日に東京千代田区の一ツ橋ホールで本作の完成披露試写会が行われた。当日は、飛空士シャルル役の神木隆ノ介さんと次期皇妃ファナ役の竹富聖花さん、

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toaruhikoushikey.jpg 10月1日から劇場アニメ『とある飛空士への追憶』の劇場公開がスタートする。果てしない戦争が繰り広げられる2つの大陸、そんなかで偶然生まれた名もなき飛空士と次期皇妃の身分違いの恋を描いた作品だ。
 アニメーション制作は、『サマーウォーズ』をはじめ数々のヒット作を生み出したマッドハウスが手掛けた。本作が初の監督作品となった宍戸敦監督が原作者犬村小六さんの世界観を見事に映像化した。

 劇場公開が迫る中で、9月22日に東京千代田区の一ツ橋ホールで本作の完成披露試写会が行われた。当日は、飛空士シャルル役の神木隆ノ介さんと次期皇妃ファナ役の竹富聖花さん、そして宍戸敦監督が犬村小六さんが挨拶に登壇し、映画の完成挨拶をし、いよいよ公開を感じさせた。

 『サマーウォーズ』や『ハウルの動く城』をはじめ数々のアニメ映画で声優経験も豊富な神木さんだが、実は今回は初めて実際の年齢の高い役を演じたという。21歳と設定されたシャルルに対して神木さんは18歳である。
 また、地声が高いこともあり、シャルルを演じるにあたっては、低い声を出すように心掛けた。その結果、自分でも別人と思ったような意外な声が出たとアフレコの経験を語った。
 一方、竹富さんは、声優は初体験。自分が声優をやるとは思わなかっただけに、うれしかったが、アフレコでは苦労したと。声だけの演技の難しさに挑戦した様子だった。

 本作が初挑戦なのは、宍戸監督も同じだ。全て手探り状態、数え切れないほど苦労したと初監督について話す。スタッフとキャストのおかげで、素晴らしい映画になったと。
 そして原作の犬村さんは、「星空のシーンが静かできれいだった。自分でイメージしていたものを越えた」と、映画ならではの映像を高く評価。映画の完成に満足いく様子だった。
画像: (c) 犬村小六・小学館/ 「とある飛空士への追憶」製作委員会

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『とある飛空士への追憶』
10月1日全国ロードショー
/http://www.hikuushi-tsuioku.com/

原作: 犬村小六(小学館・ガガガ文庫刊)
監督: 宍戸淳
脚本: 奥寺佐渡子
キャラクターデザイン: 松原秀典
制作: トムス・エンタテインメント
製作: 「とある飛空士への追憶」製作委員会
アニメーション制作: マッドハウス

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