4月14日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー3にて、ゴールデンウィーク公開のアニメ『豆富小僧』の完成試写会が開催された。『豆富小僧』は、人気作家 京極夏彦さんの原作を杉井ギサブロー総監督、河原真明監督が映像化したファミリー・キッズ向けの大作劇場アニメだ。最新の映像技術により、モーションキャプチャを利用したフルCGアニメ、長編3D（立体視）と見どころの多い作品に仕上がった。ゴールデンウィーク期間の注目のひとつと言っていいだろう。
そして、さらに本作で見逃せないのは、キャラクター達の声を演じた俳優陣だ。主役の豆富小僧役を深田恭子さん、そのお目付け役である達磨を武田鉄矢さん、さらに小池徹平さん、平野綾さん、はるな愛さん、檀れいさん、そして豆富小僧んのお父さん見越し入道役は松平健さんと、まさに豪華の一言。
完成試写会にはこのキャスト陣、さらに京極夏彦さん、杉井ギサブロー総監督、河原真明監督が勢揃いした。4月29日の劇場公開に向けて、映画への応援を呼び掛けた。
深田恭子さんは、「今日はありがとうございます。ご覧の通り、かわいい豆富小僧を演じました。アフレコの時に初めて見てから、愛おしい存在です。是非、楽しんでいただければと思います」と舞台に登場した豆富小僧の着ぐるみと伴に、映画アピール。
そして杉井総監督が、「今日はこんなにたくさんの方にお越しいただきありがとうございます。総監督とは、作品のイメージをまとめるお仕事ですが、今回は、自然に対する畏敬の念を忘れてはいけない、というメッセージを込めて作りました。作品を観終わった後には、豆富小僧が最後に下すある決断について、みんなで語り合っていただけたら嬉しいです」と話した。
また、試写会場には募金箱と桜の木をイメージしたメッセージボードが設置された。これは先頃の東日本大震災被災地の被災者に向けて応援メッセージを届けるもの。
キャストと来場者により花びらにメッセージを書き、それを被災地へと届ける。これに多くのメッセージカードが寄せられた。
『豆富小僧』
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4月29日（祝・金） 3D/２D同時公開
