10月30日の全国公開を前にした映画『牙狼 GARO~RED REQUIEM~』が、東京・六本木で開催されている東京国際映画祭に登場した。10月25日夜、TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン2にて特別招待作品として上映された。 本作は2005年10月から深夜放送されたVFXテレビシリーズから始まっている。テレビシリーズとしては破格のVFXアクションシーン、そしてスタイリッシュな映像が数多くのファンを生みだした。その後、この世界観をさらに拡大、国内で珍しい全編フルデジタル3D(立体視)により劇場映画となった。その驚きの3D映像が大きな話題を呼んでいる。 映画祭に相応しく、上映の前には主演小西遼生さん、ヒロイン役の松山メアリさん、作中で最大の敵役えを演じた原紗央莉さん、雨宮慶太監督と豪華なゲストによる舞台挨拶が行われた。キャスト陣は登壇にあたって、全員劇中衣装で登場。また、最後には金色に輝く黄金騎士ガロも登場するなど劇場に訪れた映画ファンを沸かせた。 主人公 冴島鋼牙役を演じた小西遼生さんは、TVシリーズから続き、本作で主演を務めたことについて「奥行き感が生まれるのでパンチの当て方だったり、ケリの当て方だったり、3Dだと下からの絵があんまり取れない」と語り、テレビシリーズとは異なる3Dの映像作りに苦労を披露した ヒロインの烈花役の松山メアリさんは、自身のアクションシーンが新体操を取り入れたものであるとの裏話を紹介した。「演舞場で列火が舞うシーンがあり、凄い頑張ったシーンなのでそこを見て頂きたい。クライマックスのアクションシーンは必見です。」とのことだ。 原紗央莉さんは魔境ホラー・カルマ役を演じた。「(雨宮)監督に筆入れのアートペイントをして頂きました」「悪役なんだけれども綺麗でなくてはと監督に何度も意識していた」と話す。迫力のあるボディラインと紫を基調とした衣装が劇場でも魅力を醸し出していた。 雨宮慶太監督は映画の魅力を「全部なんですけど、小西君と画面に向かってケリを出すのと、列火の足の凄い技と原さんは今おとなしいけどもの凄く凶悪な役なので」とキャスト陣の魅力で見どころを語った。 『牙狼 GARO ~RED REQUIEM~』/http://www.garo-3dmovie.jp/index.html10月30日、新宿バルト9ほか3D全国ロードショー配給:東北新社/ゴー・シネマ(C)2010 雨宮慶太/東北新社
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