『メイプルストーリー』はネクソンを代表する人気オンライゲームで、世界68ヶ国で展開している。世界累計で7200万IDの登録がある。ゲームの主なターゲットは、10代の子供たちだ。アニメ化を行うことで、日本や韓国だけでなくグローバルワイドなビジネス展開を目指す。
作品は全25話、日本では10月7日日曜朝8時半からテレビ東京系などで毎週放映される。韓国でも来年放映するほか、世界各国での放映を目指す。
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今回の発表会では、ネクソンの作品に対する強い意気込みが感じられた。日本最大の広告代理店電通、アニメ放映で高い実績を持つテレビ東京、アニメ制作のレベルで最も評価の高いアニメスタジオのひとつマッドハウスと今回ネクソンがパートナーに選んだ企業はいずれも超一流である。
さらに日曜日朝の8時半は、子供向けのアニメ番組にとってゴールデンタイムでもある。こうしたことからネクソンが、番組製作に周到な準備を重ねたことが見て取れる。そのぶん作品にかける意気込みも大きいだろう。
こうした意気込みの高さは日本側も同様で、テレビ東京の担当プロデューサーからは、視聴率2桁を目指したいとの声も聞かれた。
作品については、多くのスタッフが明るく、元気で、楽しい作品ということを強調していた。日曜の朝起きて、その日1日楽しくなるような作品を目指すという。また、オンラインゲームの良さを、うまくテレビアニメに取り込むことに力入れている。
主役のアル役の桑島法子さんは主人公アルについて、「まっすぐで、ひたむきで、嘘が嫌い、まぶしくキラキラ輝いている子供」と話す。そして「アルと楽しく冒険出来ればいいな」と抱負を語った。
ヒロインのニーナを演じる遠藤綾さんは「ニーナはアルと正反対の女の子。アルと冒険することで、どう変わるか楽しみにしている」と話していた。
メイプルストーリー公式サイト /http://maplestory.jp/
ネクソンジャパン /http://www.nexon.co.jp/Company/JP/Top.aspx