byミルミル 国内最大の玩具見本市である「東京おもちゃショー」が東京ビックサイト 西ホールで7月13~16日まで開催されている。参加企業は約160社。初日を終えた時点での入場者数は、8800人(事務局集計数)。ちなみに昨年は3日間で約14000人であった。 ただし、今年は後半15、16日がひさしぶりの一般公開日で、しかも入場無料であることから週末は大変な人出が予想される。 今年の見所は、合併効果が注目の「タカラトミー」、カードゲームで力を増す「セガサミーグループ」、豊富なキャラクターで1位の座揺るがない「バンダイ」であることは間違いない。 バンダイは正面に大きなステージを設け、最初から一般公開日に焦点をあてている。ブース内も広く、キャラクターの絵を大きく展示していて、動きやすく、見て楽しい作りになっている。しかしカタログの配布がなく、新商品の展示が少ないことから、本当の目玉はここでは展示していないのではないかとうかがわせる。 とはいえ、本郷猛がショッカーに改造されるジオラマの「SIC 魂コレクターズ」、メガブロック「ガンダムシリーズ」、聖闘士神衣「グリフォン ミーノス」などなかなか他では実物を目にできない新商品が並んでいる。 タカラトミーは入り口に大きく「ワンタメ」「キラリカ」という新しいシリーズを展開、特にワンタメはカプコンの展開するカードゲームと、タカラトミーの玩具が連動する企画になっていて商品が非常に多く展開されるようだ。またキラリカはリカちゃんの新ブランドで、これもカードゲームや玩具がいろいろ出る模様。 もはや戦国状態のカードゲームだが、タカラトミーでは、幼児向けに家庭で遊ぶディズニーのカードゲームも出す予定。カードをスラッシュして、ディズニープリンセスで遊ぶというものだが、このキャラクターこそ、ゲームセンターに進出すれば他を駆逐するのではないか…? セガサミーグループは、人気のムシキング、恐竜キング、ラブ&ベリーをたくさん並べてフリープレイさせていた。新商品「爆丸」で遊んでみたが、転がって展開する動きがとてもおもしろく、男児に人気が出そうだ。 エポック社で見た、頭にタケコプターを乗せて空を飛ぶ体験ができる「体感ゲーム」も楽しそうだった。同じくTV画面を使う「ダーツ」も年末、大人に売れそう。 コナミでは新番組「おとぎ銃士 赤ずきん」の商品が多く展示されていた。またフィギュアとオンラインゲームの融合ともいえる「武装神姫」の実物フィギュアが展示されていて、熱心にデキをチェックする見学者の姿が印象的だった。 他に、人気フィギュア ピンキーストリートを展開するGSIクレオス、クロミちゃん人気爆発のアガツマ、独自にコーナー展開をしていたポケモンなど見所は数知れず。 さて、先に述べた通り、週末である15、16日は一般公開日。 会場は親子連れで混雑が予想される。 ビックサイト西ホールは、上下の移動に難のある作りで、ベビーカーを押して1-4階の長いエスカレーターを移動するのは非常に危険である。 指示があると思うが、ベビーカーはたたんで乗って欲しい。残念ながらエレベーターは油圧の小さいものが1基のみで、これを使うのも行列になるのではないかと予測される。 会場では、入場時に子供に「迷子札」を渡し、首にかけるが、過去一般公開日は迷子が大量発生するのが常であった。 ビジネスデーの段階で「迷子保護スペース」が4階に確保されており、主催者側は事態に備えているが、ともかく親子離れないようにするのが基本である。頼みの携帯も、あまりに人が多いと繋がりにくい場合があることも念頭に入れておこう。 さらに大手メーカーは人気が集中して入場制限もありそうだ。人気のカードゲームがフリープレイであることが予測され、こちらも行列になりそう。 週末も暑さが続くとの予報。夢中になって脱水にならないよう、必ず水を持っていこう。 著者の紹介 ミルミルカードからドール、セル画、アンティークまで幅広い知識も持ち、日々コレションを続けている。また、おたく分野の株式投資を得意としており、著書「萌える株式投資」(ベストセラーズ)ほか、雑誌記事の掲載も多数ある。趣味で作る同人誌も人気が高い。ミルミルのオタクな株式投資blog /http://blog.livedoor.jp/mujinakko_2009//東京おもちゃショー2006 /バンダイ /タカラトミー /セガサミーグループ /エポック社 /コナミ /GSIクレオス /アガツマ /ポケモン
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