2月22日から3月4日まで、東京・六本木エリアを中心に文化庁メディア芸術祭が開催される。展示や上映、イベント、シンポジウムなどで、アート、エンタテイメント、アニメーション、マンガといったメディア芸術文化の振興を目指す。 これと並行して2月24日、25日には、メディア芸術をテーマにしたもうひとつのイベント「メディア芸術 部門会議」が開催される。メディア芸術 部門会議は、メディア芸術の在り方について専門家や識者が討論するもので2011年から開始した。 本年も「地域活性と10年後のメディア芸術」をテーマに、東京ミッドタウンで開催される。アート、ゲーム、アニメーション、マンガの4つの分野別会議と2つのテーマ別会議、それにシンポジウムがひとつ設けられる。 このトーク、シンポジウムの聴講参加申込みが、2月8日より開始している。昨年の討論は非公開とされていただけに、メディア芸術や地域とメディア芸術の結びつき関心のある人にとっては、興味深いものとなるに違いない。 入場はいずれも無料、定員各60名で先着順、事前申込みが必要である。メディア芸術 部門会議のサイトから申し込む。また、全てのトーク、シンポジウムとも、インターネットでのライブ中継を予定している。 それぞれの部門会議の参加者も魅力的だ。アニメーション分野では、徳島で大型アニメイベント マチアソビを推進するユーフォーテーブル代表取締役の近藤光氏、福岡から新しい映像の発信を目指す株式会社空気の竹清仁氏、そして京都府京都文化博物館の森脇清隆さんが参加する。モデレーターは、アニメーションッ作家の野村辰寿さんが務める。 マンガ分野はマンガ評論家 伊藤剛氏、角川書店代表取締役社長の井上伸一郎氏、土田雅之氏、土田氏はにいがたマンガ大賞や新潟市でのマンガ・アニメを活用した活性化に関わる。モデレーターの表智之氏は、本年オープン予定の北九州市漫画ミュージアムの研究員である。 参加者の多くが、地域とアニメーション、マンガを連動させた取組み関わってきた。今回のテーマに沿った議論が期待出来そうだ。平成23年度 メディア芸術 部門会議/http://plaza.map-staff.jp/bumon2012/テーマ: 地域活性と10年後のメディア芸術日程: 2月24日(金)~2月25日(土)会場: 東京ミッドタウン・タワー4階 カンファレンス主催: 文化庁参加申込み:入場無料、各60名、要事前申込、先着順/http://plaza.map-staff.jp/bumon2012/■ 分野別会議(メディアアート) 2月24日 13時半-16時■ 分野別会議(アニメーション) 2月24日 13時半-16時モデレーター: 野村辰寿(アニメーション作家)出演者近藤光 (ユーフォーテーブル 代表取締役・プロデューサー)竹清仁 (空気 取締役)森脇清隆 (京都府京都文化博物館 主任学芸員)■ 分野別会議 2月24日 16時半-19時モデレーター: 表智之((仮称)北九州市漫画ミュージアム専門研究員)出演者伊藤剛 (マンガ評論家・東京工芸大学准教授)井上伸一郎 (角川書店代表取締役社長)土田雅之 (にいがたマンガ大賞実行委員会会長、新潟市マンガ・アニメを活用したまちづくり構想検討委員会副委員長)■ 分野別会議(ゲーム) 2月24日 16時半-19時モデレーター:吉田 寛(立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授)出演者井上明人 (国際大学GLOCOM研究員/助教)新清士 (ゲームジャーナリスト/国際ゲーム開発者協会日本副代表)堀浩信 (福岡市経済振興局産業政策部新産業学術振興課コンテンツ産業係長)■ テーマ別会議(新たな才能を社会につなげる) 2月25日 13時半-16時■ テーマ別会議 (メディア芸術による地域文化の進化) 2月25日 13時半-16時■ シンポジウム(新たなメディア芸術への革新とコミュニティー形成)2月25日16時半-19時出演者畠中実 (NTTインターコミュニケーション・センター主任学芸員)野村辰寿 (アニメーション作家)表智之 ((仮称)北九州市漫画ミュージアム専門研究員)吉田寛 (立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授)ほか
ミミックも出現!? 「葬送のフリーレン展」で魔法と旅路を追体験― ドラートのグッズも見逃せない!【レポート】 2024.4.26 Fri 19:15 4月25日(木)から5月12日(日)まで池袋のサンシャインシティ…