手塚治虫文化賞 マンガ大賞候補に6作品発表 | アニメ!アニメ!

手塚治虫文化賞 マンガ大賞候補に6作品発表

2月20日に、このうち年間を通じて最も優れた作品に贈られるマンガ大賞の候補6作品を発表した。

ニュース
注目記事
 日本のマンガ文化の貢献を目指し1997年に創設された手塚治虫文化賞が、今年で第16回目を迎える。賞を主催する朝日新聞社は、2月20日に、このうち年間を通じて最も優れた作品に贈られるマンガ大賞の候補6作品を発表した。

 選ばれたのは、 『 I 【アイ】』いがらしみきお(小学館)、 『あの日からのマンガ』しりあがり寿(エンターブレイン)、『3月のライオン』羽海野チカ(白泉社)、『進撃の巨人』諫山創(講談社)、『ちはやふる』  末次由紀(講談社)、『ヒストリエ』岩明均(講談社)である。いずれも近年高く評価されている話題作が並んでいる。
 例えば、『ちはやふる』は2009年の第2回マンガ大賞、『3月のライオン』は2011年の第4回マンガ大賞、『ヒストリエ』は第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞といった具合だ。『進撃の巨人』は実写映画化が発表されたばかりだ。それだけにどの作品が受賞しても不思議ではないと言っていいだろう。
少女マンガ、青年マンガ、4コマとバラエティ豊かになっている。近年勢いがあるとされる講談社の作品が、6作品のうち半分の3作品を占めたのは注目だ。

 今回の6作品は、あさのあつこさん、竹宮惠子さん、中条省平さん、永井豪さん、中野晴行さん、ブルボン小林さん、ジャクリーヌ・ベルントさん、ヤマダトモコさんの8人の社外選考委員が、持ち点15点で投票し上位6作品を候補作とした。
 今後は、選考委員の合議により、マンガ大賞を決定する。同時に清新な才能を顕彰する新生賞、短編・4コマ・1コマなどを対象とする短編賞も選ばれる。発表は4月下旬、朝日新聞紙上にて、贈呈式は5月25日に朝日新聞東京本社で予定している。

手塚治虫文化賞 /http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/

 『 I 【アイ】』  いがらしみきお (小学館)
 『あの日からのマンガ』  しりあがり寿 (エンターブレイン)
 『3月のライオン』  羽海野チカ (白泉社)
 『進撃の巨人』  諫山創 (講談社)
 『ちはやふる』  末次由紀 (講談社)
 『ヒストリエ』  岩明均 (講談社)
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集