2012年1月24日、2011年の作品を対象とする米国アカデミー賞のノミネート作品が一挙に発表された。長編アニメーション部門でも、選考対象作が18本という激戦の中から5本の作品が選ばれた。 そのなかのひとつが、ドリームワークス・アニメーションが製作した『長ぐつをはいたネコ』である。本作は、これまでにアニー賞9部門ノミネート、第69回ゴールデングローブ賞ノミネートなどを含め、合計でふたつの受賞、26部門のノミネートを獲得する話題作である。アカデミー賞のノミネートでさらに注目が増した。 PUSS IN BOOTS (R) and (c) 2011 DreamWorks Animation LLC. All RightsReserved. 映画はドリームワークス・アニメーションの大ヒットシリーズ「シュレック」に連なる。シリーズの人気キャラクター「長ぐつをはいたネコ=プス」が、作品を飛び出し主役となり自身の物語で活躍する。 無実の罪を着せられた長ぐつをはいたネコは、街からの信頼を取り戻すため永遠に富をもたらす伝説の金の卵を探しあてようと旅に出る。連れ立つのは友人のハンプティ・ダンプティ、そしてキレ者のメス猫キティである。一行は天上の楽園にたどり着くが、そこには想像を超える冒険と罠が待ち受ける。 先に公開された米国ではすでに大ヒットになっており、日本のファンからの期待も大きい。その日本公開は3月17日、最新の技術を取り入れた3D版もみどころとなる。 主人公の声は、「シュレック」シリーズから引き続き、個性的な演技で定評のある竹中直人さんが起用されている。さらにハンプティ・ダンプティは勝俣州和さんが担当、愉快は冒険となりそうだ。『長ぐつをはいたネコ』3月17日3Dロードショー(一部劇場を除く)/http://www.naganeko.jp/配給: パラマウント ピクチャーズ ジャパン