プリキュア テレビ映画部門でKidscreen Awardにノミネート | アニメ!アニメ!

プリキュア テレビ映画部門でKidscreen Awardにノミネート

東映アニメーションが製作した劇場アニメ『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?』が、米国のKidscreenアワードにノミネートされた。

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 東映アニメーションが製作した劇場アニメ『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?』が、米国のKidscreenアワード(Kidscreen Award)にノミネートされた。
 Kidscreenは、グローバルなキッズ向け映像コンテンツにフォーカスした業界誌である。業界情報の提供のほか、毎年2月に米国・ニューヨークで業界関係者に向けたビジネス・マッチング・イベントKidscreen Summitを開催する。Kidscreen Awardはこのイベントのメイン企画のひとつで、子供向けの優れたコンテンツ選び、授賞式も行う。

 アワードには、プレスクール部門、キッズ部門、ティーン/トウィーン部門があり、各カテゴリーに4つの賞がある。このほかチャンネル・オブ・イヤーやウェブサイト、プロモーションを対象にした賞も設ける。
 『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?』が、ノミネートされたのはキッズ部門のテレビ映画賞(Best One-Off, Special or TV Movie)である。一次審査は応募作品を子ども番組や業界経験のある審査員が全て鑑賞し、上位3作品を選び出す。作品を構成する規定の要素ごとに採点するなど、作品の総合的な評価がノミネートの決め手となる。
 今回はこうした審査を経たうえで、上位3作品に選ばれた。同部門にはこのほかDreamgarden/Moonscoopによる『スーズーペット:クエスト・フォーズー』とWapos Bay Productionsの『Wapos Bay: Long Goodbyes』がノミネートされている。

 日本の子ども向けアニメは、世界各国で人気が高い。しかし、こうしたアワードやフェスティバルでは、文化性の違いから必ずしも存在感は大きくない。今回のノミネートは、プリキュアシリーズがそうした国や文化を超えた普遍性があると認められたという点で意味があるだろう。
 同時に、世界市場を目指し、各国の映画祭やビジネスイベントに積極的に進出する東映アニメーションの活動の成果でもある。

Kidscreen  /http://kidscreen.com/
東映アニメーション  /http://www.toei-anim.co.jp/
《animeanime》
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