イギリス生まれのフルCGアニメーション『チャギントン』の玩具、キャラクタービジネスが、この秋から日本で本格スタートした。フジテレビと玩具メーカータカラトミーアーツ、玩具量販店チェーンの日本トイザらスの3社が、共同でこのプロモーションに取り組む。 フジテレビは本作のテレビ放映をするほか、『チャギントン』の国内事業化権を保有し、そのマネジメントにあたる。9月30日には、タカラトミーより作品のキャラクター玩具「チャギントン・ダイキャストシリーズ」、「モーターライズドシリーズ」、「木製シリーズ」の販売が開始し、本格的な取り組みがスタートした。 『チャギントン』は、英国のルドラム社が制作したフルCG の子ども向けアニメーションだ。擬人化された電車のキャラクターたちが住む架空の街チャギントンが物語の舞台となっている。見習い列車のウィルソン、力持ちのブルースター、ちょっぴりおてんばなココの3人組が、さまざまな仕事に挑戦しながら成長するのを描く。 2009年以来、英国BBC、米国のディズニーチャンネル、フランスFT1などの各国主要テレビ局で放送、さらに世界175カ国で放映されている。いずれも高視聴率を獲得し、子どもたちから高い人気を誇っている。 こうした人気からフジテレビが、キャラクタービジネス事業の切り札として権利を獲得した。これまでの幼児向けのキャラクター展開のノウハウを活かし、長期視点でのプロパティの育成・展開事業をプランニングする。 まず、2009年にBSフジテレビでアニメーション放映開始、2010年にフジテレビ地上波で放映開始とキャラクターの認知度を引き上げる。そして、この秋から満を持しての玩具発売となる。 玩具発売をタカラトミーが担当、日本トイザらスが販売をする。今回は一気に45アイテムが登場するが、パッケージは全て日本仕様に変えられた。 日本トイザらスは国内167店舗のトイザらス、ベビーザらで専用売り場を設置、半年間の先行販売を実施する。放送と連動したプロモーションに力入れる。 3社はテレビ局、玩具メーカー、小売店の連携により事業育成、今後、様々な展開を目指す2011年度の市場売上は、前年比の数倍に拡大するとしている。『チャギントン』 公式サイト /http://www.chuggington.jp毎週土曜 12:55~13:00毎週日曜 5:30~5:45(時間変更の場合あり)