『猿の惑星』は、多くの映画ファンの記憶に深く刻まれた傑作映画である。その最新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』が10月7日に全国626スクリーンで公開、好調なスタートを切った。 10月7日の初日から10日までの4日間で、興収は約7億2800万円に達した。週末興行収入で1位となり、2位以下を大きく引き離した。また、観客動員数は、10月11日段階で58万5948人と50万人を突破、興行収入で30億円を狙う。 『猿の惑星:創世記』の話題の中心は、これまで多くの観客を魅了してきたシリーズの起源を辿るというそのテーマにある。これまでのシリーズは遠い未来となることが多かったが、本作では舞台を現代に置く。 人間と猿との逆転はなぜ起きたのかの謎が解き明かされる。さらに、主人公シーザーと科学者ウィルの絆など豊かなドラマ性も話題を呼ぶ。 また、世界のVFXの頂点ともされるWetaによるCGアニメーションも見どころのひとつである。映画に登場する猿の映像は全てCGによって生み出されている。その動きや知性を感じさせる猿の表情などで最先端のCGテクノロジーを触れることが出来るだろう。 (c)2010 TWENTEITH CENTURY FOX『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』/http://www.saruwaku.jp配給: 20世紀フォックス映画