「石ノ森章太郎の世界」展 手塚治虫記念館で開催 | アニメ!アニメ!

「石ノ森章太郎の世界」展 手塚治虫記念館で開催

石ノ森章太郎さんの世界と作品を展望する企画展が、2011年10月23日より兵庫県・宝塚市立手塚治虫記念館で開催される。企画展は「萬画(マンガ)~石ノ森章太郎の世界~」

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 石ノ森章太郎さんの世界と作品を展望する企画展が、2011年10月23日より兵庫県・宝塚市立手塚治虫記念館で開催される。企画展は「萬画(マンガ)~石ノ森章太郎の世界~」とタイトルして、作品の原画など貴重な品々が展示される予定だ。
 タイトルにつけられた「萬画」の言葉は、石ノ森さんが1989年に「萬画宣言」により提言したものである。マンガは「あらゆる事物を、一から萬の駒により表現でき、万人の嗜好に合う、無限大の可能性を含むメディア」として萬の文字に、その広がりを込めた。
 石ノ森さんのマンガは一人で描いたコミックスでは世界一多い770作品(原稿枚数12万8000枚)とギネス・ワールド・レコーズに認定されている。さらにそのジャンルはSFから時代劇、学習マンガ、特撮の原作など多岐に渡る。まさに萬の言葉に相応しい活躍をみせる。

 展覧会もそんな石ノ森さんの多様な世界を紹介する。『サイボーグ009』や『仮面ライダー』、『佐武と市捕物控』などの代表作の原稿、デビュー前に作品を描いた肉筆回覧同人誌「墨汁一滴」などが展示される。
 また、手塚治虫さんと石ノ森章太郎さんの作品の特製コラボレーショングッズの販売もする。今回の企画展に合わせたものとなる。

 石ノ森章太郎さんと手塚治虫さんの交流も今回の見どころのひとつだ。もともと石ノ森さんのデビューは、手塚さんがアシスタントを頼んだことが始まり。その後、長年にわたり交流が続いた。
 二人の交流やエピソードに関する作品資料やパネルの紹介も行う。1989年に開催された「手塚治虫夢ワールド」用に描き下ろされた作品「究極の顔合せ!!仮面ライダーBLACKジャック」の展示などである。
 企画展は10月28日から2012年2月20日まで開催される。記念館や企画展の詳細は、記念館のサイトで確認出来る。

宝塚市立手塚治虫記念館
/http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/

『萬画(マンガ)~石ノ森章太郎の世界』
開催期間: 2011年10月28日(金)~2012年2月20日(月)
開催会場: 宝塚市立手塚治虫記念館
主催: 宝塚市、宝塚教育委員会
後援: エフエム宝塚
協力: 石森プロ、石ノ森萬画館
《animeanime》
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