コミック・キャラクターのマーベル 日本版公式サイトオープン | アニメ!アニメ!

コミック・キャラクターのマーベル 日本版公式サイトオープン

『スパイダーマン』や『アイアンマン』、『X-MEN』など、数多くの世界的ヒーローを生み出して来たマーベルの日本語版オフィシャルサイトが6月10日オープンした。公式サイトは最新ニュースを始め、

ニュース
注目記事
 『スパイダーマン』や『アイアンマン』、『X-MEN』など、数多くの世界的ヒーローを生み出して来たマーベルの日本語版オフィシャルサイトが6月10日オープンした。公式サイトは最新ニュースを始め、キャラクター、映画やDVD・BD、テレビなどの映像作品、さらに関連商品などが紹介される。
 新作映画では6月11日に公開が始まった『X-MEN:ファーストジェネレーション』、今後公開予定の『マイティ・ソー』、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』などが並ぶ。さらにアニメーションでは、米国のテレビシリーズ、マッドハウスが制作した「マーベル アニメ」シリーズ、カプコンの開発する人気ゲームソフト『MARVEL VS. CAPCOM』の最新作などはば広い作品を取り扱う。

 マーベルのキャラクターと作品は日本でも広く展開されている。しかし、これまでは同社自らが統合的に展開することはなかった。それは関連作品の多くがライセンス提供によるもので、また映画では配給会社、宣伝会社が作品ごとに異なるためである。
 例えば、『スパイダーマン』の国内配給はソニー・ピクチャーズ、『X-MEN:ファーストジェネレーション』は20世紀フォックス映画、『マイティ・ソー』はパラマウント・ピクチャーズといった具合だ。しかし、マーベル自身による公式サイトのオープンで、これまでばらばらだったマーベルワールドの情報全体へのアクセスが容易になる。

 公式サイトの開設は、今後のマーベルの日本市場に対する戦略にも影響してきそうだ。日本では、欧米各国に較べるとマーベルをはじめとするアメリカン・コミックスの知名度が低いとされている。そのため日本での映画興行や関連商品の売上げは、他の国に比較してエンタテイメントの市場規模に較べると必ずしも大きくない。
 今後さらに関連作品、商品の開拓を進めるには、個別の作品、キャラクターだけでなく、マーベルの世界観を広げる必要がある。マーベルは2009年末に世界的なメディア企業ウォルト・ディズニーに買収されている。キャラクターブランド戦略にたけたディズニー流のマーケティングも、今後は取り入れられることが予想される。

マーベル日本版オフィシャルサイトオープン
/http://www.marvel-japan.com/
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集